病気事典[家庭の医学]
ねんざした<おうきゅうてあて>
捻挫した(ねんざした)<応急手当>
捻挫した(ねんざした)<応急手当>について解説します。
執筆者:
筑波メディカルセンター病院救急診療科医長
上野幸廣
解説
- 【1】患部をよく冷やす。
- 氷嚢、蓄冷剤、ポリ袋に入れた氷などをあてて冷やす。その後も、痛みのある間は冷湿布をする
- 関節を引っ張るなど、無理に戻そうとしてはいけない
- 【2】傷めた関節全体を包むように伸縮包帯で固定する。
- タオル、脱脂綿、布、スポンジなどを厚くあて、押さえるように伸縮包帯を巻いて、関節を固定する
- くじいた方向とは逆の方向に、関節をやや曲げて固定
- 【3】患部を心臓より高い位置に上げる。
- 【4】2~4日は患部を安静に。はれや痛みが強く、長く続く時は整形外科へ。
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情報提供元 :
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