症状チェック
ぜんりつせんのびょうき
前立腺の病気
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- 「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。
前立腺の病気の種類
前立腺肥大は、40歳代から始まり、60歳以上の高齢者に発症します。尿道を取り巻く前立腺が大きくなることで、排尿障害が起こる病気です。高齢者の膀胱(ぼうこう)炎や膀胱結石には前立腺肥大があると考えられます。
前立腺がんは、前立腺にできる悪性腫瘍で、高齢になるほど増加します。初期は自覚症状がなく、進行すると前立腺肥大と同じ症状が出ます。
前立腺炎は大腸菌などの細菌感染が原因で、排尿痛や腰痛・発熱が起きます。前立腺結石が合併して起こることもあります。
前立腺の病気の治療
それぞれの病気や症状によってもっとも適切な治療をおこないます。開腹しないで内視鏡や腹腔鏡(ふくくうきょう)による手術、薬物療法などがあります。出にくくなった尿を出すために、応急処置としてカテーテルを尿道に入れる治療もおこなわれます。
前立腺がんの場合は、女性ホルモンががんを小さくし、男性ホルモンが大きくするため、ホルモン療法もおこなわれます。
検査
肛門から直腸に指を入れて、前立腺を触診します。X線検査や超音波検査(エコー)でさらにくわしい検査をします。がんかどうかは、しこりに針を刺して採取した細胞の病理検査で確定します。必要に応じて、血液検査などもおこないます。
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監修者

赤坂山王クリニック院長
レコール デュ ヴァン校長
梅田 悦生(うめだ よしお)
1942年生まれ、兵庫県出身。
大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。
症状から病気を調べる
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