症状チェック
じんけっせき
腎結石
腎結石とは
尿路結石の一つで、腎臓に結石がある場合をいいます。腎臓の中にある場合には症状がありませんが、石が尿とともに狭い尿管に入ると激しい痛みを引き起こします。結石があることで、腎臓に炎症が起こります。
30~40歳代の男性に多く、夏場によく起こります。予防には、たくさん水を飲み、偏食しないことが大切です。脂肪分の多い食事は控えたほうがいいでしょう。
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- [ご利用上の注意]
- 「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。
腎結石の治療
小さな結石は水分を多量に飲んだり、運動、薬などで治療します。大きくなると体外から衝撃波を使って結石を砕いたり、手術がおこなわれたりします。病状や体調、ほかの病気の有無などによって、どんな療法をおこなうか決まってきます。医師の総合的な診断に基づき、適切な治療を選択します。
検査
X線検査で石の有無がわかります。X線検査で診断がつかない場合には、超音波検査(エコー)やCT検査などをおこないます。検尿で血尿の有無も調べます。くり返し結石ができる人は、副甲状腺腫瘍のことがありますので、その検査も必要になります。
監修者

赤坂山王クリニック院長
レコール デュ ヴァン校長
梅田 悦生(うめだ よしお)
1942年生まれ、兵庫県出身。
大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。
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