症状チェック

ぼうこうがん

膀胱がん

膀胱がんとは

膀胱にできる悪性腫瘍、つまり、がんのことをいいます。60~70歳代の男性に多くみられます。がんが膀胱の表面にできる場合には、治りやすいのですが、浸潤したがんはやっかいです。再発率が高いがんです。

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チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 痛みがなく、尿に血液が混じりますか

項目を選択してください。

2 尿検査で尿潜血が陽性でしたか

項目を選択してください。

3 尿が出にくいですか

項目を選択してください。

4 尿が近くなったり、排尿のときに痛みがありますか

項目を選択してください。

5 抗生物質をのんでも膀胱炎が治らず、膀胱炎症状がくり返し起こりますか

項目を選択してください。

選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

膀胱がんの治療

手術、放射線治療、抗がん薬、その他の薬物治療などがあります。内視鏡による切除やBCGを注入する免疫療法もおこなわれます。それぞれのがんのタイプ、大きさ、場所、全身状態などを総合的に考え、もっとも適当な治療をおこないます。

膀胱を切除した場合

尿を外に出すために、小腸の一部を利用して別の排尿ルートをつくる手術がおこなわれます。回腸導管造設術、自己導尿型膀胱、新膀胱といった手術があります。それぞれの切除の状態にあわせて、もっとも適切な方法がとられます。

検査

膀胱鏡検査でがんの診断がつけられます。尿細胞診で尿中のがん細胞の有無を調べます。がんの広がりや大きさなどを調べるためには、超音波検査(エコー)、X線検査、CT検査、MRI(磁気共鳴画像法)をおこないます。

監修者

赤坂山王クリニック院長 梅田 悦生

1942年生まれ、兵庫県出身。

大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。

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症状から病気を調べる

主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。

血尿(赤色~赤褐色)と付随する症状 疑われる病気名
むくみ、高血圧 乏尿 急性糸球体腎炎
多尿、全身倦怠感、疲れやすい 慢性糸球体腎炎
腹部・腰部・背部痛 尿管腫瘍
発熱 寒気、ふるえ、頻尿 急性腎盂腎炎
頭痛、吐き気 多発性嚢胞腎
腹部腫瘤、体重減少 腎がん
立位で痛みが増強、排尿障害 遊走腎
吐き気、嘔吐 腎臓結石
冷や汗 尿管結石
頻尿、排尿痛、残尿感など排尿障害 前立腺肥大症 前立腺がん 膀胱がん
下腹部痛 急性膀胱炎 慢性膀胱炎 膀胱結石
その他 特発性腎出血

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