病気事典[家庭の医学]

きんこうたいしょう

菌交代症

菌交代症について解説します。

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菌交代症の解説(コラム)

 ある病原体による感染症の治療経過中に、別の病原体による感染症に変わることです。感染病巣は同じことも異なることもあります。交代菌の由来は環境または常在菌叢(じょうざいきんそう)ですが、投薬されている薬剤に耐性をもつ病原体であることが多く、主な菌はカンジダ、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌(りょくのうきん)などです。

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