症状チェック

はくないしょう

白内障

白内障とは

目の水晶体が白く濁る病気を白内障(しろそこひ)といいます。病状が進行すると、視力が低下していきます。初期は光がまぶしく感じたり、周囲に霧がかかったように見えます。ものが二重、三重に見えることもあります。

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チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 光がまぶしいですか

項目を選択してください。

2 目がかすみますか

項目を選択してください。

3 光が強い所に行くと見えにくくなり、薄暗い所に行くと見えやすくなりますか

項目を選択してください。

4 ものが二重、三重に見えますか

項目を選択してください。

5 糖尿病がありますか

項目を選択してください。

6 ステロイド薬を使用していますか

項目を選択してください。

7 目にけがをしていますか

項目を選択してください。

8 アトピー性皮膚炎にかかっていますか

項目を選択してください。

選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

白内障の種類

もっとも多いのが老人性白内障で、老化に伴い起こりますが、その発症メカニズムははっきりしていません。糖尿病やアトピー性皮膚炎、内分泌異常、目のけがなどが原因で起こる白内障もあります。アトピー性皮膚炎の場合は、ステロイド薬の使用が原因ともいわれています。

白内障の治療

薬物療法と手術療法があります。病状の進行や白内障の種類などによって適切な治療法が決められます。高齢者でも手術は可能です。超音波で水晶体を液状化させて除去し、代わりにプラスチックレンズを挿入します。ほとんどの場合、手術時間は15分から30分程度で、日帰り手術となります。

検査

視力検査、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡による検査、眼底検査で診断がつきます。網膜電気図検査をおこなうこともあります。

監修者

赤坂山王クリニック院長 梅田 悦生

1942年生まれ、兵庫県出身。

大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。

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症状から病気を調べる

主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。

視力の低下と付随する症状 疑われる病気名
眼を動かすと眼の奥が痛む、中心暗点 視神経炎
視野全体が暗くなる 網膜動脈閉塞症
水平半盲 虚血性視神経症
視野狭窄、中心暗点、半盲性障害 圧迫性視神経症
飛蚊症 かすむ、まぶしい 網脈絡膜炎
ゆがみ 脈絡膜腫瘍
まぶしい、角膜混濁 角膜ジストロフィ
角膜表面に水疱、眼痛 水疱性角膜症
かすむ、二重三重に見える、まぶしい 白内障
近視など視力の異常

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