症状チェック

きゅうせいきかんしえん

急性気管支炎

急性気管支炎とは

急性気管支炎は気管粘膜の急性炎症です。原因はウイルスや細菌の感染などによります。多くの場合、かぜの症状の一つといえます。かぜと同時あるいは引き続いて起こります。また、刺激性のガスの吸引によっても起こります。

なお、肺気腫や肺繊維症のある人は重症化することが多いので、早めに受診しましょう。放置すると悪化するおそれがあります。

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チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 のどが痛いですか

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2 からぜきが出ますか

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3 最初はからぜきが出ていて、しだいにせきが激しくなりましたか

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4 たんが出ますか

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5 黄色いうみのようなたんが出ていますか

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6 熱がありますか

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7 せき込むと胸の奥が痛みますか

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8 刺激性のガスを吸い込みましたか

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9 運動すると激しくせき込みますか

項目を選択してください。

10 冷たい空気を吸ったり乾燥した場所に行くと、せき込みますか

項目を選択してください。

選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

注意する症状

ウイルス性の気管支炎のたんは白色ですが、緑色や黄色に変わってきた場合は、細菌の2次感染が起こっています。重症化する前にできるだけ早く受診してください。抗生物質による治療が必要です。

また、炎症が激しいと、走ったり運動したりするとせき込んだり、冷たい空気を吸い込んだり、乾燥した部屋などにいるときに、激しくせき込んだりします。放置すると悪化する可能性がありますので、この場合も早急に受診しましよう。

急性気管支炎の治療

せきが激しかったり、熱が高い場合には医師の治療が必要です。一般的に、せき止めや解熱薬が処方されます。早めに医師の診察を受けてください。

監修者

赤坂山王クリニック院長 梅田 悦生

1942年生まれ、兵庫県出身。

大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。

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症状から病気を調べる

主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。

息切れと付随する症状 疑われる病気名
労作時の息切れ ビヤ樽状の胸郭 COPD
黄~緑色の痰の増加 びまん性汎細気管支炎
体重減少 珪肺症
発熱 特発性間質性肺炎
発熱、胸痛 細菌性肺炎 肺化膿症 オウム病
体重減少、胸痛、血痰 肺がん
嚥下障害、神経痛、かすれ声、血痰、縮瞳 縦隔腫瘍
喘鳴 急性細気管支炎 気管支喘息

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