病気事典[家庭の医学]

かけいず

家系図

家系図について解説します。

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メンデル遺伝病を説明する前に、家系図の記載法を説明します(図8)。

・各個人は、男女それぞれ□と○で表します。

・夫婦の関係は、それぞれを横線で結びます。

・血縁が明らかな近親婚の場合は、二重線で結びます。

・世代間は縦線で関係を示し、兄弟姉妹は横線を引いたあと、各個人が枝線でつながれます。

・病気が明らかな個人は■または●で、保因者は[□の中に●]または[○の中に●]で、流産および死産は△で表します。

・世代番号は大文字のローマ数字で、各世代の個人を示す番号はアラビア数字で示します。

・死亡者は、右上から左下への斜線で示します。

・その家系を調査し、家系図を作成する契機になった個人を「発端者(ほったんしゃ)」と呼び、矢印で示します。

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