病気事典[家庭の医学]
そくししんきんけん・くっきんけんそんしょう
足趾伸筋腱・屈筋腱損傷
足趾伸筋腱・屈筋腱損傷について解説します。
執筆者:
筑波大学大学院人間総合科学研究科整形外科学講師
西浦康正
どんな外傷か
挫創(ざそう)、切創(せっそう)、圧挫(あつざ)などによる開放性損傷(かいほうせいそんしょう)が大部分です。足趾伸筋腱は、足背の皮下のすぐ触れる位置にあるので、損傷機会が多く、比較的軽度の外傷による損傷もあります。一方、足底部は皮下組織が厚いので、深部にある足趾屈筋腱の単独損傷は比較的まれです。
見落としやすい外傷と合併症
神経損傷を合併することがあります。放置すると、断端神経腫(だんたんしんけいしゅ)が生じ、足全体の疼痛にまで発展することがあるので注意が必要です。
症状の現れ方
足趾伸筋腱、屈筋腱ともに長・短2本の腱がありますが、長(母)趾伸筋腱あるいは屈筋腱が断裂すると、足趾は屈曲あるいは伸展位(伸びた状態)となり、伸展あるいは屈曲方向への運動ができなくなります。
外傷を負ったら
早期に整形外科を受診することをすすめます。
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