病気事典[家庭の医学]
しょうじょうがつよいこうとうえん
症状が強い喉頭炎
症状が強い喉頭炎について解説します。
執筆者:
東京女子医科大学東医療センター耳鼻咽喉科准教授
余田敬子
症状が強い喉頭炎の解説(コラム)
特殊な喉頭炎では、時に生命を脅かす危険性を伴います。喉頭は気管の入り口にあり、この部分がウイルスや細菌に感染して炎症を生じ、高度にはれあがると気道閉塞(へいそく)(窒息(ちっそく))を起こすことがあるからです。病状によっては、すぐに呼吸改善の緊急処置や入院治療を必要とする場合があります。
このような重い喉頭炎として、急性喉頭蓋炎(こうとうがいえん)と急性声門下(せいもんか)喉頭炎があげられます。気管の入り口のふたとなっている喉頭蓋が炎症を起こす急性喉頭蓋炎は小児にも成人にもみられます。軽いかぜの症状から急に症状が悪化して、高熱、激しい嚥下痛(えんげつう)(食べ物を飲み込む時の痛み)、喘鳴(ぜんめい)(呼吸時にのどから聞こえる狭窄音(きょうさくおん))を伴う呼吸苦に進みます。
喉頭から気管の入り口まではれる急性声門下喉頭炎は、クループとも呼ばれ6カ月〜3歳までの乳幼児に多く、犬がほえるような咳や声がれを伴います。
いずれの場合も、早期に受診して適切な治療を受けることが大切です。
感染症で処方される主な薬剤を探す
感染症の項目を読んだ人によく読まれている記事
感染症でよく読まれている病気解説
情報提供元 :
(C)株式会社 法研
|
執筆者一覧
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
で整形外科を探す



