病気事典[家庭の医学]
しきゅうはついくふぜんしょう
子宮発育不全症
子宮発育不全症について解説します。
執筆者:
東京大学医学部附属病院女性診療科・産科副科長
百枝幹雄
原因は何か
原因としては、先天的な子宮低形成と卵巣機能不全に伴う後天的な発育不全に分かれます。
先天的な子宮低形成としては、ミュラー管の発育不全が原因であることが多く、腟欠損(ちつけっそん)で解説したロキタンスキー・キュストナー・ハウザー症候群では、痕跡(こんせき)的な子宮しか認められません。また、先天性疾患であるターナー症候群のような染色体異常でも、子宮発育不全を認めることがありますが、これは卵巣機能不全に伴うものです。
先天的な異常を認めない場合でも、思春期以後の卵巣機能不全により低エストロゲン(女性ホルモン)が長期間に及ぶと子宮の発育不全を来したり、いったん正常に発育した子宮が萎縮(いしゅく)することがあります。
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