症状チェック

ぼうこうえん

膀胱炎

膀胱炎とは

主に尿道から侵入した大腸菌などの細菌の感染で、膀胱に炎症が起こる病気です。女性に起こりやすく、泌尿器科では多くみられる病気です。また前立腺肥大で尿が滞留し細菌が繁殖することで、起こることもあります。症状が長引く場合には注意が必要です。専門医の診断を受けてください。

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チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 尿をしたとき、最後にしみるような痛みがありますか

項目を選択してください。

2 尿が近くなりましたか

項目を選択してください。

3 尿が濁ったり、血が混じることがありますか

項目を選択してください。

4 排尿後、尿が残った感じがありますか

項目を選択してください。

5 下腹が重苦しくて、気持ちが悪いですか

項目を選択してください。

選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

膀胱炎の予防

膀胱炎は治りやすいのですが、再発をくり返すことが多い病気です。再発を防ぐためには、かかったら完全に治す、腰を冷やさない、水分をよくとる、尿をがまんしない、便秘をしない、陰部を清潔にしておく、といった日常的な注意が大切です。

注意が必要な場合

短期間に再発をくり返す場合には、結石、結核、がん、薬剤によるアレルギー性膀胱炎などの可能性もあります。必ず、専門医の診察を受けてください。

膀胱炎の治療

抗生物質の服用でよくなります。水分を十分とることも大切です。

検査

症状と尿検査の結果を総合的に判断して診断します。慢性化した場合にはX線検査も必要です。女性の場合は採尿のときに、おりものがまじらないように注意します。

監修者

赤坂山王クリニック院長 梅田 悦生

1942年生まれ、兵庫県出身。

大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。

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症状から病気を調べる

主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。

血尿(赤色~赤褐色)と付随する症状 疑われる病気名
むくみ、高血圧 乏尿 急性糸球体腎炎
多尿、全身倦怠感、疲れやすい 慢性糸球体腎炎
腹部・腰部・背部痛 尿管腫瘍
発熱 寒気、ふるえ、頻尿 急性腎盂腎炎
頭痛、吐き気 多発性嚢胞腎
腹部腫瘤、体重減少 腎がん
立位で痛みが増強、排尿障害 遊走腎
吐き気、嘔吐 腎臓結石
冷や汗 尿管結石
頻尿、排尿痛、残尿感など排尿障害 前立腺肥大症 前立腺がん 膀胱がん
下腹部痛 急性膀胱炎 慢性膀胱炎 膀胱結石
その他 特発性腎出血

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