症状チェック
はいけっかく
肺結核
肺結核とは
結核菌を含む飛沫(ひまつ)などを吸い込むことによって発症する感染症です。せき、たん、血たん、喀血(かっけつ)などの症状があり、微熱や体重減少、疲労感があります。若いときに感染した結核菌が、高齢になったり免疫力が低下したときに増殖して結核を発症させることが多くあります。
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- [ご利用上の注意]
- 「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。
結核の予防
結核予防のためにはBCG(牛結核菌の弱毒ワクチン)の予防接種をおこないますが、効果は永久に続くわけではありません。日本は欧米諸国と比べ結核の罹患率が3~5倍高く、感染対策、予防意識とも十分とはいえない状態です。また最近、抗生物質が効かない多剤耐性結核が出現して問題になっています。結核に気づかないで、周囲に感染を広げるケースもあります。症状がなくても検診で発見されることも多く、検診を受けるようにしましょう。
結核の治療
ストレプトマイシンなどの抗生物質を服用します。また、結核を発病していない場合でも発病予防薬を服用します。適切な治療をすればほとんどは治癒する病気です。専門医の診察と治療を受けましょう。
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監修者
赤坂山王クリニック院長
レコール デュ ヴァン校長
梅田 悦生(うめだ よしお)
1942年生まれ、兵庫県出身。
大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。
症状から病気を調べる
主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。
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