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起立性調節障害 病気事典[家庭の医学] - メディカルiタウン


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病気事典[家庭の医学]

きりつせいちょうせつしょうがい

起立性調節障害

起立性調節障害について解説します。

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どんな病気か

身体が急速に大きくなる小学校高学年から中学生に多くみられる自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)の一種で、立ちくらみや朝の寝起きが悪いなどの症状がみられます。病気というより体質です。

原因は何か

通常、起立時は交感神経のはたらきで下肢の静脈が収縮します。また、朝起床する時には、自律神経系の活動が副交感神経主体から交感神経に切り替わります。起立性調節障害ではこのような交感神経のはたらきや切り替えがうまくいかないため、下肢に血液がたまったりして、さまざまな症状がみられます。

症状の現れ方

立ちくらみ、脳貧血(のうひんけつ)、動悸(どうき)、朝の寝起き不良などが特徴的な症状です。また、顔色が悪い、食欲がない、腹痛や頭痛がある、疲れやすい、乗物酔いなどの症状もよくみられます。

検査と診断

特徴的な検査はありません。唯一の検査である起立試験で、血圧や脈拍の変化を調べますが、症状とは必ずしも結びつきません。区別する病気として、鉄欠乏性(てつけつぼうせい)貧血、感染症、神経症(しんけいしょう)(不登校解離性障害(ヒステリー)、うつ病など)があります。

治療の方法

低血圧治療薬のメチル硫酸アメジニウム(リズミック)や、下肢の静脈収縮を促す塩酸ミドドリン(メトリジン)、メシル酸ジヒドロエルゴタミン(ジヒデルゴット)を使用します。目が覚めたらすぐに内服するのがコツです。同時に、病気の仕組みを説明する心理療法や、乾布摩擦(かんぷまさつ)などの鍛錬(たんれん)療法を行うと、さらに効果があります。

病気に気づいたらどうする

学校生活に支障がなければ治療は不要です。もし、症状が強くて困るようであれば、小児科を受診してください。4週間経過しても症状が軽快しない場合や、初診時にすでに1カ月以上の不登校の場合は、専門医を受診してください。

起立性調節障害の初診に適した診療科目

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