病気事典[家庭の医学]
がいしゅっけつ
外出血
外出血について解説します。
執筆者:
済生会横浜市東部病院救命救急センター医長
山崎元靖
循環血液量の約15%を失うと、脈拍が速くなったり、呼吸回数が増えたり、不安、恐怖、敵意などの精神症状が現れたりします。また、40%以上の血液を失うことは、ほぼ致死的といわれています。
外出血は、病院に到着する前でも直接圧迫止血によって止血することがたいていできるので、一般市民が止血法を学ぶことはとても有用です。
四肢にある血管は最も太いものでも直径1㎝程度なので、傷口のなかにある血管の場所を含めてしっかり手で圧迫すれば、止血できないことはほとんどありません。落ち着いて傷口全体をガーゼなどで圧迫しましょう。ガーゼがすべて血液を吸収してベトベトになったら、新しいガーゼと交換します。なお、床や衣服に広がっている血液は、約30㎝四角で100mlと概算することができます。
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