病気事典[家庭の医学]
びたみんびーわんけつぼうしょう
ビタミンB1欠乏症
ビタミンB1欠乏症について解説します。
執筆者:
東北大学大学院医学系研究科先端再生生命科学教授
菅原 明
どんな病気か
水溶性ビタミンであるビタミン
原因は何か
ビタミン
症状の現れ方
脚気の自覚症状として、全身の倦怠感(けんたいかん)、動悸(どうき)、手足の浮腫(ふしゅ)(むくみ)やしびれ感、感覚異常、筋力低下、腱反射消失や脚気心(かっけしん)と呼ばれる心不全が起こります。
ウェルニッケ脳症は中枢神経の疾患で、眼球運動の麻痺(まひ)や歩行運動の失調を伴い、慢性化するとコルサコフ症という記銘力(ものを記憶する力)の低下、見当識(けんとうしき)(時間と場所などを正しく認識する機能)の喪失、健忘症や作話(さくわ)を主症状とした精神疾患に移行します。
両者は現在では同一疾患と考えられ、ウェルニッケ・コルサコフ症候群と呼ばれています。
治療の方法
ビタミン
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情報提供元 :
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