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れぼのるげすとれる

レボノルゲストレル

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

婦人科の薬/女性用ホルモン剤

解説タイトル

レボノルゲストレル

一般名 解説

レボノルゲストレル
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 1.5mg 【健康保険適応外】

製薬会社 解説

富士製薬

先発/ジェネリック 解説

健康保険適応外

分類 解説

緊急避妊薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1.5mgを性交後72時間以内に1回。

識別コード 解説

その他 解説

発売年:2011/5

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

緊急避妊

解説 解説

本剤は,合成黄体ホルモンであるノルゲストレルの左旋性光学異性体を有効成分とする避妊薬(ピル)です。ただし,通常の経口避妊薬(低用量ピル)のように計画的に妊娠を回避するためのものではなく,避妊措置に失敗したり,避妊措置を行わなかった場合に,性交後72時間以内に緊急的に服用するもので,緊急避妊薬と呼ばれています。およそ80%の妊娠を防ぐことが可能で,性交後の服用が早ければ早いほど避妊の成功率が高くなるとされています。
本剤単独かつ1回の服用で有効であり,副作用の発現もあまりありません。本剤を服用するときは医師の処方が必要で,健康保険は適用されません。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*ノルレボの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い肝機能障害/妊婦
(2)慎重に服用すべき場合……心疾患またはその前歴/重い消化管障害または消化管の吸収不良症候群/腎疾患またはその前歴/肝機能障害(重い肝機能障害を除く)
(3)服用前の確認……本剤の服用に際しては,妊娠していないことを確認します。また,問診などにより,肝機能異常,心疾患,腎疾患およびその前歴の有無を確認します。
(4)避妊……本剤を服用しても妊娠する可能性があります。服用後も適切な避妊を行ってください。
(5)月経との区別……本剤の服用後に出血があったとき,不正性器出血や妊娠初期の出血と月経とを区別できない場合があります。改めて受診して,出血の原因を調べてもらうことが必要です。
(6)消化管障害・吸収不良症候群……重い消化管障害または消化管の吸収不良症候群がある場合には,本剤が十分に吸収されずに有効性が期待できないおそれがあります。
(7)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは,セイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。本剤の効果が弱まるおそれがあります。
(8)授乳婦……本剤の成分は乳汁中に移行するので,服用後24時間は授乳を行わないでください。

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)おこることがある副作用……頭痛,傾眠,浮動性めまい,体位性めまい,不安/消退出血,不正子宮出血,月経過多・遅延/悪心,下腹部痛,下痢,腹痛,嘔吐/貧血/倦怠感,異常感,口渇,発熱,疲労,末梢性浮腫,乳房圧痛

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……抗けいれん薬(フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),フェニトイン(フェニトイン),プリミドン(プリミドン),カルバマゼピン(カルバマゼピン)),HIV感染症治療薬(リトナビル(エイズ治療薬(2))),非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(エファビレンツ(エイズ治療薬(1))),リファブチン(リファブチン),リファンピシン(リファンピシン

海外評価 解説

  • 6点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説

  • PC
  • X

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/04/26