お薬検索[薬事典]
処方薬情報の見方
処方薬情報の見方について説明します。
処方薬の項目について
処方薬ページでは薬の分類、効き目、使い方、副作用などを解説しています。
一般薬剤名(成分名)と製剤商品名(銘柄)
薬は化学的組成、使用目的、性質などいろいろな基準で分類され、一般的な名称(一般薬剤名)がつけられています。
製薬会社がこれらの薬を商品化するときには、それぞれ独自の製剤商品名(銘柄)をつけます。この商品名とメーカー名が、製剤欄に列挙されています。なお、ジェネリック医薬品では一般薬剤名がそのまま商品名となるのが一般的です。
剤形/保険薬価、製薬会社
製剤の規格、薬価及び製薬会社がまとめてあります。
保険薬価はその薬を健康保険で使う場合の価格を単価で示してあります。自己負担が3割の人ならばこの価格の3割を負担することになります。
製薬会社が複数ある場合、=で表しています。
規制
毒薬・劇薬は法律上の定義で薬事・食品衛生審議会の意見により厚生労働大臣が指定します。急性毒性の動物実験で半数が死ぬ投与量(致死量)が内服薬の場合、体重1kgあたり30mg以下のものを毒薬、300mg以下のものを劇薬としています。処方薬では劇薬指定はかなり多くありますが、指示された分量を守っていれば特に問題はありません。
副作用について気をつけたいこと
本文解説中の副作用とは、必ずおこるものではありません。1万回の投与について1回しかおこらないものもあります。
そのうち、特に注意すべき副作用について、「重大な副作用」として示してあります。この「重大な副作用」とは、医療関係者向けの注意書き(添付文書と呼びます)に記載されているものをまとめています。ただし、重大だからおこりやすいというわけではありません。
副作用がおこったと感じた場合は、処方医・薬剤師に連絡を取り、相談することを習慣にしてください。
品目数について
本サイトで掲載している品目数は、個別の保険薬価がついている全製剤の個数です(保険適応外のものも含む)。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27