お薬検索

ぐらなてっくてんがんえき

グラナテック点眼液

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

眼科の薬/緑内障の薬

解説タイトル

リパスジル

一般名 解説

リパスジル塩酸塩水和物
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

液剤 / 0.4% 1mL 449.10円

製薬会社 解説

興和

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

緑内障・高眼圧症治療薬(Rhoキナーゼ阻害薬/α2-作動薬)

規制 解説

使用量と回数 解説

識別コード 解説

0.4% 包装コード:容器本体:透明 キャップ:濃緑

その他 解説

グラナテック点眼液0.4%

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

[グラナテック点眼液]他の緑内障治療薬が効果不十分または使用できない場合の緑内障,高眼圧症/[グラアルファ配合点眼液]他の緑内障治療薬が効果不十分な場合の緑内障,高眼圧症

解説 解説

Rhoキナーゼは生体内に広く発現しており,この酵素の活性亢進が数々の病態を引きおこす原因となります。眼においては毛様体筋,線維柱帯などで発現しています。グラナテック点眼液にはRhoキナーゼを阻害する作用があり,線維柱帯‐シュレム管を介する主流出路からの房水の流出を促進して眼圧を低下させます。グラアルファ配合点眼液は,Rhoキナーゼ阻害薬にα2-作動薬(アドレナリンα2受容体作動薬)のブリモニジン酒石酸塩を配合したもので,主流出路だけでなく副流出路からの房水流出促進,さらに房水産生抑制によって眼圧を低下させます。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*リパスジル塩酸塩水和物(グラナテック点眼液)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)使用方法……原則として,仰向けになって結膜のう内に点眼して,1~5分間まぶたを閉じていてください。その後,涙のう部を圧迫してから眼を開いてください。
(3)ソフトコンタクトレンズ……本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は,ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるため,ソフトコンタクトレンズ装着時の点眼は避けてください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/04/26