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すみすりんろーしょん

スミスリンローション

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

皮膚病の薬/その他の皮膚病の薬

解説タイトル

フェノトリン

一般名 解説

フェノトリン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

液剤 / 5% 1g 73.70円

製薬会社 解説

クラシエ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

駆虫薬(ピレスロイド系)

規制 解説

使用量と回数 解説

識別コード 解説

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

疥癬

解説 解説

疥癬は,ヒゼンダニが皮膚表面の角質層に寄生しておこる感染症で,肌と肌が直接触れることで感染します。大別して通常疥癬と角化型疥癬があり,ダニの数は1人あたり通常の疥癬では数十匹ですが,角化型では100万~200万匹といわれており,角化型は感染力が強くなります。本剤は安全性が高いピレスロイド系の殺虫剤で,広く使用され,アタマジラミやケジラミなどのOTC薬などとしても販売されており,疥癬の治療薬として承認されました。なお,本剤の角化型疥癬および,その一種である爪疥癬における有効性・安全性は,使用経験が少ないため確立していません。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)使用方法……通常は,1週間隔で1回1本(30g)を頸部以下(頸部から足底まで)の皮膚に塗布し,塗布後12時間以上経過したのちに入浴やシャワーなどで洗浄,除去します。ヒゼンダニを確実に駆除するため,少なくとも2回の塗布を行ってください。1回目にヒゼンダニを駆除し,2回目に卵からかえった幼虫も駆除します。卵は3~5日でかえるので,2回目は必ず1週間あけて塗ってください。
(3)かゆみ……疥癬は多くの場合かゆみを伴いますが,本剤による治療初期に一過性にかゆみが増悪することがあります。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:原則として使用しない。やむを得ず使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/04/26