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メキシレチン塩酸塩 (メキシレチン塩酸塩) キョーリン=杏林 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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めきしれちんえんさんえん

メキシレチン塩酸塩

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

心臓病と不整脈の薬/不整脈の薬

解説タイトル

メキシレチン塩酸塩

一般名

メキシレチン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 50mg 1錠 5.80円
錠剤 / 100mg 1錠 9.70円

製薬会社

キョーリン=杏林

先発/ジェネリック

ジェネリックジェネリック医薬品

分類

不整脈治療薬

規制

劇薬

使用量と回数

1日300mgを3回に分けて服用。頻脈性不整脈に対して効果が不十分な場合は,1日450mgまで増量。

識別コード

50mg 包装コード:PH 275 50 本体コード:PH 275
100mg 包装コード:PH 276 100 本体コード:PH 276

その他

保険収載年:1985/7

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

頻脈性不整脈(心室性)/糖尿病性神経障害に伴う自発痛やしびれ感の改善

解説

キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),プロカインアミド塩酸塩(プロカインアミド塩酸塩),ジソピラミドリン酸塩(ピリジンメタノール系抗不整脈薬),シベンゾリンコハク酸塩(シベンゾリンコハク酸塩)などに比較して,重症の不整脈を誘発する危険は少ないといわれています。

使用上の注意

警告

基本的注意

*メキシレチン塩酸塩(メキシチール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い刺激伝導障害(ペースメーカー未使用のⅡ~Ⅲ度房室ブロックなど)
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……重い心不全を合併している糖尿病性神経障害のある人が自覚症状(自発痛,しびれ感)の改善を目的として服用する場合
(3)慎重に服用すべき場合……基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)のある人/軽度の刺激伝導障害(不完全房室ブロック,脚ブロックなど)/著しい洞性徐脈/重い肝機能障害・腎機能障害/心不全/低血圧/パーキンソン症候群/血清カリウム低下の人/他の抗不整脈薬の服用中/高齢者
(4)服用法……本剤が食道にとどこおると食道潰瘍がおこることがあるので,多めの水(150mL以上)で服用してください。特に就寝前は,のんですぐに横にならないようにしてください。
(5)定期検査……服用中は,定期的に心電図,脈拍,血圧,心胸比の検査を受ける必要があります。特に,うっ血性心不全のある人,基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)があって心不全をおこすおそれのある人,他の抗不整脈薬の併用者,高齢者は頻回に心電図の検査を受けることが必要です。
(6)心臓ペースメーカー使用中……本剤は,心臓ペーシングの閾値(いきち)を上昇させる場合があります。恒久的ペースメーカー使用中,あるいは一時的ペーシング中の人は適当な間隔でペーシング閾値を測定する必要があります。異常を感じたら,直ちに処方医へ連絡してください。
(7)危険作業は中止……本剤を服用すると,頭がボーとする,めまい,しびれなどの精神神経系症状がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(8)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)紅斑,水疱,結膜炎,口内炎などを伴う皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),紅皮症。(2)過敏症症候群(初期症状:発疹,発熱)。(3)心室頻拍,房室ブロック。(4)腎不全。(5)幻覚,錯乱。(6)肝機能障害,黄疸。(7)間質性肺炎,好酸球性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。(8)その他,類似薬で心停止,心室細動,失神,洞房ブロック,徐脈。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(紅斑,かゆみ,全身発疹,発熱,じん麻疹,多形〈滲出性〉紅斑)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……ふるえ,めまい,しびれ感,眠け,頭痛,不眠,耳鳴り,眼振,いらいら感,複視,発汗,意識障害,けいれん,せん妄,構音障害
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……徐脈,起立時めまい,動悸,むくみ,胸部圧迫感/悪心・嘔吐,食欲不振,胸やけ,胃痛,胃・腹部不快感,口渇,便秘,下痢,腹部膨満感,消化不良,腹痛,嚥下障害,口唇炎,舌炎,食道炎,食道潰瘍/排尿困難・尿閉,尿失禁/脱力感,ほてり,咽頭違和感,味覚異常,にがみ,倦怠感,せき,足のこわばり
(4)検査などでわかる副作用……白血球・血小板異常,赤血球・血色素量・ヘマトクリット・血小板・リンパ球・顆粒球減少,好酸球・好中球増多/QRS延長,血圧上昇,低血圧,心房細動/尿ウロビリノゲン上昇/BUN・クレアチニン上昇/カリウム上昇,総コレステロール上昇

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用を強める薬剤……リドカイン,プロカインアミド塩酸塩,キニジン硫酸塩水和物,アプリンジン,カルシウム拮抗剤,ベーター・ブロッカー,シメチジン,尿のpHをアルカリ化させる薬剤(炭酸水素ナトリウムなど)
(2)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……リファンピシン,フェニトイン,尿のpHを酸性化させる薬剤(塩化アンモニウムなど)
(3)本剤との併用で作用が強まる薬剤……テオフィリン
(4)併用すると本剤の吸収が遅延する薬剤……胃排出能を抑制する薬剤(モルヒネなど)
(5)併用でトルサード・ドゥ・ポアント(特殊な心室頻拍)を発現したとの報告がある薬剤……アミオダロン塩酸塩

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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