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ラステットS (エトポシド) 日本化薬 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ラステットS

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/植物・動物由来製剤

解説タイトル

エトポシド

一般名

エトポシド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

カプセル剤 / 25mg 1カプセル 770.20円
カプセル剤 / 50mg 1カプセル 1,455.90円

製薬会社

日本化薬

先発/ジェネリック

先発品

分類

植物由来抗腫瘍薬

規制

劇薬

使用量と回数

識別コード

25mg 包装コード:25mg:NK 7014 本体コード:NK 7014/25
50mg 包装コード:50mg:NK 7015 本体コード:NK 7015/50

その他

発売年:1994/3

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

肺小細胞がん/悪性リンパ腫/子宮頸がん/がん化学療法後に増悪した卵巣がん(白金製剤を含む化学療法施行後の人が対象)

解説

ポドフィロトキシンの誘導体で,イギリス,ドイツ,オランダなどでも発売されています。イギリスの医薬品集『マーティンデール』にも掲載されていますが,ラステットSの50mg1カプセルの日本での薬価は1,455.90円なのに対して,イギリスの『BNF』に示された価格は20カプセル約100ポンド(1カプセル約700円)以下です。
DNAトポイソメラーゼは,DNAの複製,転写,組み換えなどのあらゆるDNAの代謝に関わる重要な酵素です。エトポシドはトポイソメラーゼの働きを阻害することにより,がん細胞の代謝に拮抗します。イリノテカン注・ノギテカン注・エトポシド注・内服などは,トポイソメラーゼ阻害剤という分類をつくることもあります。

使用上の注意

警告

 本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師よりその有効性・危険性の十分な説明を受け,患者本人(もしくは家族)が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。

基本的注意

*エトポシド(ラステットS)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重い骨髄機能抑制のある人/本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……骨髄機能抑制/肝機能障害/腎機能障害/感染症の合併/水痘/本剤の長期服用中/小児,高齢者
(3)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(4)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(5)頻回に検査……重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(6)避妊……妊婦または妊娠している可能性のある女性は服用してはいけません。また,妊娠する可能性のある女性およびパートナーが妊娠する可能性のある男性が服用する場合には,適切な避妊を行ってください。妊娠中に本剤を服用した患者で児の奇形が報告されており,動物実験(ラット・ウサギ)で催奇形性,胎児毒性が認められています。
(7)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(8)二次発がん……他の抗がん薬との併用で,急性白血病(前白血病相を伴う場合もある),骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告があります。
(9)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)骨髄機能抑制(貧血,出血傾向,白血球減少,血小板減少,汎血球減少など)。(2)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)おこることがある副作用……悪心・嘔吐,食欲不振,口内炎,下痢,腹痛,便秘/脱毛,紅斑,かゆみ,色素沈着/頭痛,しびれ,一過性皮質盲/不整脈,頻脈,倦怠感,発熱,顔面潮紅,むくみ,味覚異常
(3)検査などでわかる副作用……尿タンパク,BUN・クレアチニン上昇/心電図異常,血圧低下/AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH・ビリルビン上昇/ナトリウム・クロール・カリウム・カルシウム異常/総タンパク減少

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると相互に骨髄機能抑制などの副作用が強まる薬剤・療法……他の抗がん薬/放射線照射

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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