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フルダラ (フルダラビンリン酸エステル) サノフィ [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ふるだら

フルダラ

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/代謝拮抗薬

解説タイトル

フルダラビンリン酸エステル

一般名

フルダラビンリン酸エステル
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 10mg 1錠 3,741.70円

製薬会社

サノフィ

先発/ジェネリック

先発品

分類

核酸代謝拮抗薬

規制

劇薬

使用量と回数

識別コード

10mg 包装コード:LN 10 本体コード:LN

その他

保険収載年:2007/6

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫,マントル細胞リンパ腫(いずれも再発または難治性の場合)/貧血または血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病

解説

海外評価は5.5点になりますが,海外での適応症は慢性リンパ性白血病です。

使用上の注意

警告

(1)本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師よりその有効性・危険性の十分な説明を受け,患者本人(もしくは家族)が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。
(2)骨髄機能抑制による感染症・出血傾向などの重い副作用,リンパ球の減少による重い免疫不全の発現または悪化の可能性があるので,頻回に検査(血液,肝機能・腎機能など)を受ける必要があります。
(3)致命的な自己免疫性溶血性貧血が報告されています。
(4)放射線非照射血の輸血により,移植片対宿主病(GVHD)が現れることがあるので,本剤による治療中・治療後の人で輸血が必要な場合は,照射処理された血液を輸血することが必要です。
(5)本剤とペントスタチン(ペントスタチン)との併用によって,致命的な肺毒性が報告されているので併用してはいけません。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……重い腎機能障害/ペントスタチンの使用中/本剤による溶血性貧血の前歴/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能低下/感染症の合併/肝機能障害
(3)二次発がん……他の抗がん薬との併用で急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS),エプスタイン・バーウイルス関連リンパ増殖性疾患が発生したとの報告があります。
(4)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(5)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(6)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)骨髄機能抑制(好中球減少,ヘモグロビン減少,汎血球減少,赤血球減少など)。(2)間質性肺炎(呼吸困難,せき,発熱など)。(3)精神神経障害(錯乱,昏睡,興奮,けいれん発作,末梢神経障害など)。(4)腫瘍崩壊症候群(初期症状:側腹部痛,血尿など)。(5)重症日和見感染(敗血症,肺炎など)。(6)致命的な自己免疫性溶血性貧血。(7)脳出血,肺出血,消化管出血。(8)発熱,口腔粘膜の発疹,口内炎などを伴う皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(9)心不全。(10)自己免疫性血小板減少症。(11)赤芽球癆(ろう)。(12)出血性膀胱炎。(13)進行性多巣性白質脳症(PML:意識障害,認知障害,麻痺症状,言語障害など)
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……上気道炎,鼻咽頭炎,咽頭炎,せき,アレルギー性鼻炎,喘鳴(ぜんめい),呼吸困難,呼吸障害,低酸素(症)/悪心,食欲不振,下痢,便秘,胃部不快感,口内炎,腹痛,消化不良,嘔吐,口唇疱疹/頭痛,不眠,めまい,感覚減退(しびれ),脱力感,下肢知覚異常,手指感覚異常,視力障害,視神経炎,視神経障害,下垂手,錯感覚/不整脈,動悸,浮腫,脈拍数増加/黄疸/発疹,表皮剥離,皮膚のかゆみ/疲労,発熱,体重減少,腰痛,筋肉痛,神経痛,味覚異常,倦怠感,多汗,潮紅,疼痛,水痘,悪寒,無力症,インフルエンザ様症状,末梢性浮腫,四肢痛,粘膜障害
(2)検査などでわかる副作用……代謝性アシドーシス,膵酵素変化/ALT・AST・LDH・AL-P・γ-GTP・総ビリルビン上昇,アルブミン低下,総タンパク減少,ウロビリン尿/高尿酸血症,蛋白尿,高カリウム血症,低ナトリウム血症,クレアチニン上昇,BUN上昇,低カルシウム血症/高リン酸血症/尿中結晶/CRP上昇

併用してはいけない薬

ペントスタチン→致命的な肺毒性がおこることがあります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると骨髄抑制などの副作用が強まるおそれがある薬剤……シタラビン(シタラビン),他の抗がん薬

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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