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スターシス (ナテグリニド) アステラス [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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すたーしす

スターシス

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

内分泌疾患の薬/糖尿病の内服薬

解説タイトル

速効型食後血糖降下薬

一般名解説

ナテグリニド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

錠剤 / 30mg 1錠 16.00円
錠剤 / 90mg 1錠 40.10円

製薬会社解説

アステラス

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

速効型食後血糖降下薬

規制解説

使用量と回数解説

1回90mgを1日3回,毎食直前(10分以内)。効果が不十分なときは,1回120mgまで増量できる。

識別コード解説

30mg 包装コード: 本体コード:30
90mg 包装コード: 90mg 本体コード:90

その他解説

保険収載年:1999/8

スターシス錠30mg

スターシス錠90mg

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

[ミチグリニドカルシウム水和物,レパグリニドの適応症]2型糖尿病
[ナテグリニドの適応症]2型糖尿病における食後血糖推移の改善。ただし,以下のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る→(1)食事療法・運動療法のみ/(2)食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害薬(食後過血糖改善薬)を使用/(3)食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤(糖尿病治療薬(ビグアナイド系))を使用/(4)食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤(ピオグリタゾン塩酸塩)を使用
[ミチグリニドカルシウム水和物・ボグリボース配合剤の適応症]2型糖尿病。ただし,ミチグリニドカルシウム水和物およびボグリボース(食後過血糖改善薬)の併用による治療が適切と判断される場合に限る。

解説解説

日本で開発されたアミノ酸誘導体からなる,新しいタイプの即効・短時間型インスリン分泌促進薬です。
これらのグリニド系薬剤は,スルフォニルウレア系薬剤(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系))と同様にインスリン分泌促進薬の一つで,膵臓のβ(ベータ)細胞膜上のスルフォニルウレア受容体に結合し,インスリンの分泌を促進して血糖値を下げます。グリニド系は,スルフォニルウレア系に比べて速く効いて速く効果がなくなるのが特徴で,食直前に服用する必要があるため,速効型食後血糖降下薬といわれています。
なお,グルベス配合錠はミチグリニドカルシウム水和物にボグリボースを加えた配合剤で,2011年7月に承認されました。ボグリボースについては食後過血糖改善薬(食後過血糖改善薬)も参照してください。

使用上の注意

警告解説

基本的注意解説

*ナテグリニド(スターシス),ミチグリニドカルシウム水和物(グルファスト),レパグリニド(シュアポスト)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重症ケトーシス,糖尿病性昏睡または前昏睡,1型糖尿病/重症感染症,手術前後,重い外傷/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
[ナテグリニドのみ]透析を必要とするような重い腎機能障害
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害(レパグリニドは重度の腎機能障害)/虚血性心疾患/脳下垂体機能不全,副腎機能不全/下痢,嘔吐などの胃腸障害/栄養不良状態,飢餓状態,不規則な食事摂取,食事摂取量の不足,衰弱状態/激しい筋肉運動/過度のアルコール摂取/高齢者
[ミチグリニドカルシウム水和物,レパグリニドのみ]インスリン製剤(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤))の使用中
(3)服用基準……[ナテグリニド](1)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている人では,服用の際の空腹時血糖が120mg/dL以上,あるいは食後血糖の1または2時間値が200mg/dL以上を示す場合に限ります。(2)食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害薬(食後過血糖改善薬)を使用している人では,服用の際の空腹時血糖値が140mg/dL以上を目安とします。
[ミチグリニドカルシウム水和物,レパグリニド]服用の際の空腹時血糖が126mg/dL以上,あるいは食後血糖の1または2時間値が200mg/dL以上を示す場合に限ります。
(4)服用法……食後の服用では,速やかな吸収が得られず効果が弱くなります。ナテグリニドとレパグリニドは毎食前10分以内,ミチグリニドカルシウム水和物,グルベス配合錠は毎食前5分以内に服用してください。効果の発現が速いため,食事前30分に服用すると低血糖になることがあります。
(5)低血糖対策……(1)本剤を服用すると,低血糖・低血糖症状をおこすことがあります。初期症状として脱力感,高度の空腹感,発汗など。引き続いて動悸,ふるえ,頭痛,知覚異常,不安,興奮,神経過敏,集中力低下,精神障害,意識障害,けいれんなどが現れます。処方医から指示された低血糖症に関する対策をきちんと守ってください。特に高所作業や自動車の運転などに従事している人は注意が必要です。(2)低血糖に対しては,平素からショ糖(砂糖の主成分)やブドウ糖を持ち歩き,症状が現れたらすぐに服用してください。本剤の服用によって症状が現れたら通常はショ糖を服用し,α-グルコシダーゼ阻害薬(食後過血糖改善薬)(アカルボース,ボグリボース,ミグリトール)を併用している場合にはブドウ糖を服用します。
(6)ピオグリタゾン塩酸塩との併用……[ナテグリニド,ミチグリニドカルシウム水和物]ピオグリタゾン塩酸塩(ピオグリタゾン塩酸塩)の常用量は15~30mgですが,上限量の1日45mgと本剤との併用については検討されていないため,安全性は確立していません。
(7)インスリン製剤またはGLP-1受容体作動薬との併用……ミチグリニドカルシウム水和物はGLP-1受容体作動薬との併用における,レパグリニドはインスリン製剤またはGLP-1受容体作動薬との併用における,有効性・安全性は検討されていないため,有効性・安全性は確立していません。
(8)定期検査……本剤を服用中は,定期的に血糖,尿糖などの検査を受ける必要があります。
(9)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)低血糖・低血糖症状。(2)肝機能障害,黄疸。(3)心筋梗塞。
[ナテグリニドのみ](4)突然死。
[ミチグリニドカルシウム水和物・ボグリボース配合剤のみ](5)腸閉塞(腹部膨満・鼓腸,放屁増加など)。(6)意識障害。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

[レパグリニド]
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(じん麻疹,かゆみ,発疹,紅斑)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……下痢,便秘,腹痛,悪心,腹部膨満感,逆流性食道炎,胃炎/ふるえ,めまい・ふらつき,しびれ感,頭痛,眠け,イライラ感,浮遊感,集中力低下/まぶしい,視野狭窄,霧視/期外収縮,動悸,頻脈/空腹感,倦怠感,脱力感,多汗,冷汗,むくみ,体重増加,ほてり,顔面蒼白,冷感,気分不良
(3)検査などでわかる副作用……血性カリウム上昇,尿酸上昇/ビリルビン・AST・ALT・γ-GTP上昇/クレアチニン上昇,BUN上昇/白血球増加/血圧上昇

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

[レパグリニド]
(1)併用すると血糖降下作用が強まる薬剤……インスリン製剤(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤)),ビグアナイド系薬剤(糖尿病治療薬(ビグアナイド系)),α-グルコシダーゼ阻害薬(食後過血糖改善薬),チアゾリジン系薬剤(ピオグリタゾン塩酸塩),DPP-4阻害薬(選択的ジペプチジルペプチターゼ(DPP)-4阻害薬),GLP-1受容体作動薬(糖尿病治療薬(2)(インクレチン関連製剤)),選択的SGLT2阻害薬(選択的SGLT2阻害薬),ベーター・ブロッカー(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの))(ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)),モノアミン酸化酵素阻害薬(選択的MAO-B阻害薬)(モノアミン酸化酵素の働き),サリチル酸製剤(アスピリン),蛋白同化ステロイド薬(蛋白同化ステロイド薬),テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン系抗生物質),シクロスポリン(シクロスポリン),デフェラシロクス(鉄過剰症治療薬),クロピドグレル含有製剤(クロピドグレル),スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤(複合化学療法薬
(2)併用すると血糖降下作用が弱まる薬剤……アドレナリン,副腎皮質ステロイド薬(副腎皮質ステロイド薬),卵胞ホルモン(卵胞ホルモン),ニコチン酸製剤(その他のビタミンB群),ピラジナミド,フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),利尿降圧薬(チアジド系(チアジド系薬剤)など),フェニトイン(フェニトイン),リファンピシン(リファンピシン
(3)併用すると血糖値上昇,耐糖能異常を引きおこす薬剤……イソニアジド(イソニアジド
(4)併用すると血糖値を変動させる薬剤……甲状腺ホルモン(甲状腺製剤

海外評価解説

  • 5.0点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第32版(2019年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2019/09/24

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