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うぇーるならはいごうじょう

ウェールナラ配合錠

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

痛み・炎症・熱の薬/骨粗鬆症の薬

解説タイトル

エストラジオール・レボノルゲストレル配合剤

一般名 解説

エストラジオール・レボノルゲストレル配合剤
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 /  1錠 130.90円

製薬会社 解説

バイエル

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)治療薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1日1錠。

識別コード 解説

包装コード:SC Wellnara 本体コード:SC

その他 解説

保険収載年:2008/12

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

閉経後骨粗鬆症

解説 解説

本剤は卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合してあり,ホルモン補充療法により骨密度を有意に増加させて骨粗鬆症を治療する薬剤です。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳がん,子宮内膜がんなど)およびその疑いのある人/未治療の子宮内膜増殖症/乳がんの前歴/血栓性静脈炎,肺塞栓症またはその前歴/動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患,脳卒中など),またはその前歴/重い肝機能障害/診断の確定していない異常性器出血/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害(重い肝機能障害を除く)/子宮内膜症/子宮筋腫/高血圧,心疾患,腎疾患,またはその前歴/片頭痛/てんかん/糖尿病/乳がんの家族素因が強い人,乳房結節・乳腺症のある人,乳房レントゲン像に異常がみられた人/術前または長期臥床状態の人/全身性エリテマトーデス/ポルフィリン症/重い高トリグリセリド症
(3)問診,婦人科検診……本剤を服用する前には,家族素因などの問診,乳房検診・婦人科検診を行うことが必要です。また,内服開始後も乳房・婦人科検診を行うようにします。
(4)骨密度の測定……本剤を服用した場合は,服用後6カ月~1年後に骨密度を測定し,効果が認められない場合は服用を中止して他の療法を考慮する必要があります。
(5)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……一緒に摂取すると本剤の血中濃度が低くなり作用が弱まるおそれがあるので,本剤の服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
(6)海外報告……外国において,卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を長期併用した女性は,乳がんになる危険性が対照群の女性と比較して高くなり,併用期間が長期になるに従って高くなるという報告があります。

重大な副作用 解説

(1)静脈血栓塞栓症,血栓性静脈炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……性器分泌物,性器出血,外陰膣不快感,子宮頸管ポリープ,月経困難症(性器出血時の腹痛),女性陰部そう痒症,膣真菌症/乳房不快感,乳房痛,乳頭痛,乳房のう胞,乳房障害(乳腺症)/腹痛,腹部膨満,便秘,悪心,胃炎,下痢,腹部不快感/頭痛,浮動性めまい,感覚減退(四肢のしびれ感など),不眠症/動悸/むくみ/背部痛,筋骨格硬直(肩または手のこわばりなど)/湿疹/倦怠感
(2)検査などでわかる副作用……血圧上昇/TSH増加,血中トリグリセリド増加

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用が強まるおそれのある薬剤……HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビル(エイズ治療薬(2))など),マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン(マクロライド)など),イミダゾール系抗真菌剤(ケトコナゾールなど),トリアゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬)など)
(2)併用すると本剤の作用が弱まるおそれのある薬剤……リファンピシン(リファンピシン),バルビツール酸系製剤(フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体)など),カルバマゼピン(カルバマゼピン),非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(ネビラピン(エイズ治療薬(1)),エファビレンツ(エイズ治療薬(1)))

海外評価 解説

  • 1点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/04/26