病気事典[家庭の医学]
あふたせいこうないえん
アフタ性口内炎
アフタ性口内炎について解説します。
執筆者:
長岡中央綜合病院小児科医長 竹内一夫
症状の現れ方
口腔粘膜から歯肉にかけて口内炎が多発します。歯肉がはれて出血しやすくなります。強い口内の痛みのため飲み込むことができず、よだれが多くなります。通常、7~10日間で自然に治りますが、その間に食事、水分摂取ができなくなり、乳幼児では脱水になることもあります。
治療の方法
基本的には、水分をこまめにとり、刺激の少ない食べやすい物をとって自然に治るのを待ちます。食事量が減っても数日であれば大丈夫です。口の痛みが強く、ほとんど水分がとれず脱水になった場合は、輸液を行います。
病気に気づいたらどうする
高熱が出て、ほとんど水分がとれずに尿量がいつもより少ない場合は、医療機関を受診してください。
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情報提供元 :
(C)株式会社 法研
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