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りばすちぐみんてーぷ

リバスチグミンテープ

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

経皮吸収型の製剤/経皮吸収型の製剤

解説タイトル

リバスチグミン

一般名 解説

リバスチグミン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

貼付剤 / 4.5mg 1枚 87.60円
貼付剤 / 9mg 1枚 104.70円
貼付剤 / 13.5mg 1枚 103.90円
貼付剤 / 18mg 1枚 116.80円

製薬会社 解説

帝国製薬=共和

先発/ジェネリック 解説

ジェネリック ジェネリック医薬品

分類 解説

アルツハイマー型認知症治療薬(リバスチグミン経皮吸収型製剤)

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

識別コード 解説

4.5mg 本体コード:4.5mg リバスチグミン 「アメル」
9mg 本体コード:9mg リバスチグミン 「アメル」
13.5mg 本体コード:13.5mg リバスチグミン 「アメル」
18mg 本体コード:18mg リバスチグミン 「アメル」

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

軽度および中等度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

解説 解説

リバスチグミンは,アセチルコリンを分解する酵素であるコリンエステラーゼを阻害することで脳内のアセチルコリン量を増加させ,脳内コリン作動性神経を賦活します。当初は内服薬として開発されましたが,消化器系の副作用が認められたことや,高齢の患者では嚥下困難から内服薬の服用が難しい場合もあることから,経皮投与を目的とした貼付(ちょうふ)製剤が開発されました。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*イクセロンパッチ,リバスタッチパッチの添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分またはカルバメート系誘導体に対するアレルギーの前歴
(2)特に慎重に使用すべき場合(治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用は避けること)……重度の肝機能障害
(3)慎重に使用すべき場合……洞不全症候群または伝導障害(洞房ブロック,房室ブロック)などの心疾患/心筋梗塞,弁膜症,心筋症などの心疾患や電解質異常(低カリウム血症など)/胃・十二指腸潰瘍またはこれらの前歴/尿路閉塞またはこれをおこしやすい人/てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの前歴/気管支ぜんそくまたは閉塞性肺疾患あるいはこれらの前歴/錐体外路(すいたいがいろ)障害(パーキンソン病,パーキンソン症候群など)/低体重の人
(4)使用法……原則として1日に1回,1枚を貼付し,24時間ごとに取り替えます。貼付するときは,医療従事者または介護者などの管理のもとで行います。貼付した部位に高い頻度で皮膚症状(紅斑,かゆみなど)が現れるので,背部,上腕部,胸部のいずれかの正常で健康な皮膚に毎回変更して貼付してください。
(5)危険作業は中止……本剤を使用すると,眠けやめまい,注意力の低下などが現れることがあります。使用中は自動車の運転,機械の操作,高所の作業など危険を伴う作業は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)狭心症,心筋梗塞,徐脈,房室ブロック,洞不全症候群。(2)脳血管発作,けいれん発作。(3)食道破裂を伴う重度の嘔吐,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃腸出血。(4)肝炎。(5)失神。(6)幻覚,激越,せん妄,錯乱。(7)嘔吐や下痢が続くことによる脱水。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/04/26