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せれこきしぶ
セレコキシブ
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
痛み・炎症・熱の薬/解熱鎮痛薬
解説タイトル
COXⅡ阻害薬
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 100mg 1錠 7.30円
錠剤 / 200mg 1錠 11.00円
製薬会社 解説
日医工
先発/ジェネリック 解説
ジェネリック
分類 解説
解熱鎮痛消炎薬(アリルアルカン酸誘導体)
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
1回100mgを1日2回。関節リウマチの消炎・鎮痛の場合は,1回100~200mgを1日2回。外傷後・手術後・抜歯後の消炎・鎮痛の場合は初回のみ400mg,以降は1回200mgを1日2回。
識別コード 解説
100mg 本体コード:セレコキシブ 100 日医工
200mg 本体コード:セレコキシブ 200 日医工
その他 解説
保険収載年:2007/3
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[ロルノキシカム,セレコキシブのみの適応症]外傷後・手術後・抜歯後の鎮痛・消炎
[セレコキシブのみの適応症]腱炎,腱鞘炎
解説 解説
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分,またはスルホンアミドに対するアレルギーの前歴/アスピリンぜんそく(非ステロイド性解熱鎮痛薬などによるぜんそく発作の誘発)またはその前歴/消化性潰瘍/重い肝機能障害/重い腎機能障害/重い心機能不全/冠動脈バイパス再建術の周術期/妊婦末期
(2)慎重に服用すべき場合……心血管系疾患またはその前歴(冠動脈バイパス再建術の周術期を除く)/心機能障害(重い心機能不全を除く)/高血圧症/消化性潰瘍の前歴/非ステロイド性解熱鎮痛薬の長期服用による消化性潰瘍のある人で,本剤の長期服用が必要であり,かつミソプロストール(プロスタグランジン製剤)による治療が行われている人/気管支ぜんそく(アスピリンぜんそくまたはその前歴を除く)/腎機能障害またはその前歴(重い腎機能障害を除く)/肝機能障害またはその前歴(重い肝機能障害を除く)/高齢者
(3)女性……非ステロイド性解熱鎮痛薬(NSAID)を長期服用している女性に,一時的に不妊が認められたとの報告があります。また,他のNSAIDの服用で,子宮内避妊器具(IUD)の避妊効果を弱めることが報告されています。
(4)血液障害……服用中に発熱,咽頭痛が現れたときは,重症の血液障害を疑ってみる必要があります。
(5)危険作業に注意……本剤を服用すると,浮動性めまい,回転性めまい,傾眠などが現れることがあるので,服用中は自動車の運転など危険を伴う作業に従事する場合には注意してください。
(6)その他……
・妊婦(妊娠末期を除く)での安全性:有益と判断されたときのみ服用。妊娠末期は服用禁忌。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……倦怠感,口渇,末梢性浮腫,悪寒,全身浮腫,疲労,ほてり,体重増加/傾眠,頭痛,浮動性めまい,味覚異常,酩酊感,体位性めまい,感覚鈍麻,不眠症,睡眠障害,不安,幻覚,筋緊張亢進,無嗅覚/食欲不振,糖尿病/腹痛,口内炎,下痢,悪心,鼓腸,消化不良,便秘,胃炎,口内乾燥,舌障害,嘔吐,口角びらん,腹部膨満,上腹部痛,胃不快感,胃腸障害,舌炎,口腔内痛,食道炎,口の感覚鈍麻,アフタ性口内炎,口腔粘膜水疱形成,心窩(か)部不快感,胃腸炎,歯の脱落,口腔内潰瘍,嚥下障害,胃食道逆流性疾患,膵炎,憩室,過敏性腸症候群,痔出血,排便回数増加/多尿,頻尿,腎機能障害,腎結石症,良性前立腺肥大症,前立腺炎/潮紅,動悸,循環虚脱,不整脈,頻脈,洞性徐脈,狭心症,不安定狭心症,大動脈弁閉鎖不全症,冠動脈硬化症,心室肥大,深部静脈血栓症,血腫/咽頭炎,鼻出血,鼻咽頭炎,気管支炎,せき,鼻炎,副鼻腔炎,発声障害/顔面浮腫,紅斑性皮疹,湿疹,薬疹,点状出血,斑状丘疹状皮疹,皮膚乾燥,頭部粃糠疹,多汗,皮膚炎,斑状出血,光線過敏性反応,脱毛症,水疱性皮膚炎/耳鳴り,回転性めまい,耳痛,霧視,眼そう痒症,硝子体浮遊物,結膜出血,聴力低下/背部痛,筋硬直,関節痛,四肢痛,不正子宮出血,月経障害,ウイルス感染,細菌性腸炎,頸部痛,真菌感染,細菌感染,ヘリコバクター感染,尿路感染,上気道感染,耳感染,帯状疱疹,丹毒,創傷感染,歯肉感染,迷路炎,アレルギー増悪,無菌性髄膜炎,筋けい縮,脂肪腫,ガングリオン,腟出血,乳房圧痛,卵巣のう胞,閉経期症状,上顆炎,腱断裂,骨折,損傷
(3)検査などでわかる副作用……ALT・AST・γ-GTP・AL-P増加,血中ビリルビン増加,尿ウロビリノーゲン陽性/BUN増加,CK増加,LDH増加,尿糖陽性,血中カリウム増加,血中ナトリウム増加/便潜血陽性/β2-マイクログロブリン増加,NAG増加,尿潜血陽性,尿タンパク陽性,PSA増加,血中クレアチニン増加/高血圧,高血圧増悪/貧血,ヘマトクリット減少,ヘモグロビン増加,血中テストステロン減少
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると消化管出血の発生率が高くなることがある薬剤……アスピリン(小用量アスピリン(血栓防止用)),抗血小板薬(クロピドグレル(クロピドグレル))
(3)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……炭酸リチウム(躁病に用いる薬),パロキセチン(選択的セロトニン再取り込み阻害薬),デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(非麻薬系中枢性鎮咳薬)
(4)併用すると本剤の作用が強まるおそれがある薬剤……フルコナゾール(深在性真菌治療薬)
(5)併用すると相互に作用が強まるおそれがある薬剤……フルバスタチンナトリウム(HMG-CoA還元酵素阻害薬)
(6)本剤との併用でプロトロンビン時間が延長するおそれがある薬剤……クマリン系抗凝血剤(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)など)
(7)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……制酸剤(制酸剤)(アルミニウム製剤,マグネシウム製剤など)
海外評価 解説
- 6点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/04/26