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タルグレチン (ベキサロテン) ミノファーゲン [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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たるぐれちん

タルグレチン

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/その他の抗がん薬

解説タイトル

レチノイド類似物質

一般名解説

ベキサロテン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

カプセル剤 / 75mg 1カプセル 2,797.90円

製薬会社解説

ミノファーゲン

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

急性前骨髄球性白血病・皮膚T細胞性リンパ腫治療薬

規制解説

劇薬

使用量と回数解説

1日1回,300mg/m2(体表面積)を食後に服用。

識別コード解説

その他解説

保険収載年:2016/4

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

[トレチノイン]急性前骨髄球性白血病
[タミバロテン] 再発または難治性の急性前骨髄球性白血病
[ベキサロテン]皮膚T細胞性リンパ腫

解説解説

レチノイドはビタミンAと同じような活性をもつ化合物で,細胞の分化,増殖,組織形成,免疫など多岐にわたって重要な働きをしています。抗がん薬としても使用され,トレチノインおよびタミバロテンは急性前骨髄球性白血病,ベキサロテンは皮膚T細胞性リンパ腫に効果を発揮します。

使用上の注意

警告解説

(1)本剤には催奇形性があるので,妊婦または妊娠している可能性のある人は服用してはいけません。また,妊娠する可能性のある婦人も服用しないことが原則ですが,やむを得ず服用する場合は状態に十分注意してください。
(2)本剤はレチノイン酸症候群などの副作用がおこることがあるので,緊急時に十分処置できる医療施設で,がん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで服用しなければなりません。

基本的注意解説

*トレチノイン(ベサノイド)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……妊婦または妊娠している可能性のある人/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/肝機能障害/腎機能障害/ビタミンA製剤の服用中/ビタミンA過剰症
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……妊娠する可能性のある人
(3)慎重に服用すべき場合……25歳以下の人,特に幼・小児/低出生体重児,新生児,乳児/糖尿病/肥満/アルコール中毒症/脂質代謝異常など高トリグリセリド血症の素因がある人/高齢者
(4)女性……本剤には催奇形性があるので,妊娠する可能性のある人は原則禁忌ですが,他に代わるべき治療法がない重症の人には,やむを得ず処方されることがあります。服用する場合は,(1)服用開始前2週間以内の妊娠検査が陰性であること,(2)次の正常な生理周期の2日または3日目までは服用を開始しないこと,(3)服用開始前の少なくとも1カ月間,服用中・服用中止後少なくとも1カ月間は必ず避妊すること,(4)服用中は1カ月ごとに妊娠検査を行うこと,が必要です。
(5)定期検査……服用中は,定期的に肝機能検査,X線検査,生化学的検査(カルシウム,マグネシウムなど)を受ける必要があります。関節や骨,筋肉の痛みなどがみられたら,すぐに処方医へ連絡してください。
(6)出血傾向……急性前骨髄球性白血病の人には,播種性血管内凝固症候群(DIC)が併発することがあり,致命的な出血傾向(脳出血,肺出血など)がおこることがあります。異常がみられたら,ただちに処方医へ連絡してください。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)レチノイン酸症候群(発熱,呼吸困難,胸水貯留,肺浸潤,間質性肺炎,肺うっ血,心のう液貯留,低酸素血症,低血圧,肝不全,腎不全,多臓器不全など)。(2)白血球増多症。(3)血栓症(脳梗塞,肺梗塞,その他の動脈・静脈血栓症など)。(4)血管炎。(5)感染症(肺炎,敗血症など)。(6)錯乱。(7)その他,類似薬(エトレチナート)で,過骨症や骨端の早期閉鎖(長期服用者),肝機能障害,中毒性表皮壊死融解症(TEN),多形紅斑。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)おこることがある副作用……背部痛,筋骨格痛,筋炎,骨痛,筋肉痛,関節痛/せき,鼻充血,咽頭炎,ラ音,喘鳴(ぜんめい)/皮膚乾燥,かゆみ,発汗,脱毛,皮膚出血,皮膚炎,好中球浸潤・有痛性紅斑・発熱を伴う皮膚障害(Sweet症候群など),結節性紅斑,紅斑,皮膚剥離(はくり),発疹,性器潰瘍,ペニス背面乾燥,皮膚発赤,湿疹/口唇乾燥,粘膜乾燥,口内炎,口腔粘膜びらん/頭痛,うつ症状,視覚障害,聴覚障害,頭蓋内圧亢進(初期症状:うっ血乳頭,頭痛,悪心,嘔吐,視覚異常),めまい,不安,眠け,末梢知覚異常/便秘,口内水疱,胃不調,膵炎,食欲不振,嘔吐,悪心,下痢,腹痛/目の乾燥・かゆみ/悪寒,疲労感,体重変動,胸痛,全身脱力感,不整脈,蜂巣炎,発熱,むくみ
(2)検査などでわかる副作用……トリグリセリド・β-リポ蛋白・総コレステロール上昇/AST・ALT・AL-P・LDH上昇/BUN上昇/カリウム上昇,ナトリウム・カルシウム低下,高カルシウム血症/血小板増多,尿タンパク,アルブミン減少,尿沈渣

併用してはいけない薬解説

ビタミンA製剤(ビタミンA)→ビタミンA過剰症と類似した副作用症状がおこるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……フェニトイン(フェニトイン
(2)本剤との併用で血栓症を発症し,重大な転帰に至るおそれがある薬剤……抗線溶剤(トラネキサム酸(トラネキサム酸)など),アプロチニン製剤
(3)併用すると本剤の作用を強めるおそれがある薬剤……アゾール系抗真菌薬(フルコナゾール,イトラコナゾール,ボリコナゾールなど(深在性真菌治療薬))

海外評価解説

  • 5.5点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第31版(2018年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2018/08/14

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