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タペンタ (タペンタドール塩酸塩) ヤンセン [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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たぺんた

タペンタ

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/がんに使われるその他の薬剤

解説タイトル

がん疼痛治療薬(3)

一般名

タペンタドール塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 25mg 1錠 108.70円
錠剤 / 50mg 1錠 206.30円
錠剤 / 100mg 1錠 391.70円

製薬会社

ヤンセン

先発/ジェネリック

先発品

分類

持続性がん疼痛治療薬(医療用麻薬)

規制

劇薬,麻薬

使用量と回数

識別コード

25mg 包装コード:OMJ 25 25mg 本体コード:OMJ 25
50mg 包装コード:OMJ 50 50mg 本体コード:OMJ 50
100mg 包装コード:OMJ 100 100mg 本体コード:OMJ 100

その他

保険収載年:2014/5

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

中等度から高度の疼痛を伴う各種がんにおける鎮痛

解説

タペンタドールはドイツで新たに開発された合成麻薬の一種で,2010年以降に世界各国で使用されるようになりました。μ(ミュー)オピオイド受容体に作用するほかノルアドレナリン再取り込みを阻害する作用があり,両者が相まって鎮痛作用を示します。用い方はオキシコドンとほぼ同様ですが,がん疼痛に対する薬品選択の幅が増えることになりました。
なおタペンタ錠は,かみ砕いて服用するなどの誤用を防ぐため,通常ではかみ砕けない強度を持たせるなど特別な製剤上の工夫がなされています。

使用上の注意

警告

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/重い呼吸抑制,重い慢性閉塞性肺疾患/気管支ぜんそくの発作中/麻痺性イレウス/アルコール・睡眠薬・中枢性鎮痛薬・向精神薬による急性中毒/モノアミン酸化酵素阻害薬(モノアミン酸化酵素の働き)の服用中および服用中止後14日以内/出血性大腸炎
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……感染性下痢
(3)慎重に服用すべき場合……呼吸機能障害/肝機能障害/腎機能障害/脳器質的障害/ショック状態/薬物依存・アルコール依存またはその前歴/てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの前歴,けいれん発作の危険因子を有する人/胆嚢障害,胆石症,膵炎/前立腺肥大による排尿障害,尿道狭窄,尿路手術後/器質的幽門狭窄または最近消化管手術を受けた人/重い炎症性腸疾患/高齢者
(4)服用法……本剤は徐放性製剤なので,服用に際して噛んだり,割ったり,砕いたり,溶解したりせず,必ず飲み物と一緒にそのまま服用してください。
(5)乱用・誤用の禁止……本剤を連用すると薬物依存を生じることがあり,また乱用や誤用により過量投与や死亡に至る可能性があるので,必ず処方医の指示通りに服用してください。
(6)保管・返却……本剤は劇薬,麻薬なので,子どもの手の届かないところに保管し,絶対に他人へ譲渡しないでください。また,本剤が不要となった場合には,未使用製剤を病院または薬局へ返却しなければなりません。
(7)危険作業は中止……本剤を服用すると眠け,めまいをおこすことがあります。服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。特に本剤服用開始時および用量変更時,ならびに飲酒時や鎮静薬併用時などには,眠け,めまいが増強されるおそれがあるため十分に注意してください。
(8)その他……
・妊婦での安全性……有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性……服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性……未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)呼吸抑制。(2)アナフィラキシー。(3)薬物依存。(4)けいれん。(5)錯乱状態,せん妄。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……薬物過敏症/食欲減退,体重減少/不安,知覚障害,睡眠障害,異常な夢,抑うつ気分,失見当識,激越,神経過敏,落ち着きのなさ,多幸気分,思考異常,パニック発作/傾眠,浮動性めまい,頭痛,構語障害,感覚鈍麻,ふるえ,注意力障害,記憶障害,失神寸前状態,鎮静,運動失調,錯感覚,意識レベル低下,協調運動異常,平衡障害,失神,精神的機能障害/視覚障害/心拍数減少,心拍数増加,動悸/潮紅/呼吸困難/便秘,悪心,嘔吐,下痢,腹部不快感,消化不良,口内乾燥,胃排出不全/皮膚そう痒症,発疹,多汗症,じん麻疹/筋痙縮(けいしゅく)/排尿困難,頻尿/性機能不全/無力症,疲労,体温変動感,浮腫,薬剤離脱症候群,異常感,酩酊感,易刺激性,粘膜乾燥
(2)検査などでわかる副作用……血圧低下/酸素飽和度低下

併用してはいけない薬

モノアミン酸化酵素阻害薬(セレギリン塩酸塩(セレギリン塩酸塩))→心血管系の副作用が強まるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると呼吸抑制,低血圧,顕著な鎮静・昏睡がおこることがある薬剤……オピオイド鎮痛薬,中枢神経抑制薬(フェノチアジン誘導体(フェノチアジン系薬剤),バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体)など),アルコール
(2)併用するとセロトニン症候群(錯乱,激越,発熱,発汗,運動失調,反射亢進,ミオクローヌス,下痢など)が現れるおそれがある薬剤……三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬),セロトニン作用薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬),セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)など)
(3)併用すると本剤の鎮痛作用を弱めることがある薬剤……ブプレノルフィン塩酸塩(ブプレノルフィン塩酸塩),塩酸ペンタゾシン(がん疼痛治療薬(6))など
(4)併用すると本剤の血中濃度が上昇することがある薬剤……プロベネシド(プロベネシド

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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