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すぷらたすととしるさんえん

スプラタストトシル酸塩

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

皮膚科・泌尿器科の薬/皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む)

解説タイトル

スプラタストトシル酸塩

一般名 解説

スプラタストトシル酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

カプセル剤 / 50mg 1カプセル 16.80円
カプセル剤 / 100mg 1カプセル 16.40円

製薬会社 解説

長生堂=日本ジェネリック

先発/ジェネリック 解説

ジェネリック ジェネリック医薬品

分類 解説

トロンボキサンサイトカイン阻害薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1回100mgを1日3回。小児の場合は,処方医の指示通りに服用。

識別コード 解説

50mg 包装コード:SE 本体コード:SE/50
100mg 包装コード:SH 本体コード:SH/100

その他 解説

保険収載年:1995/3

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

[カプセル剤]アトピー性皮膚炎,アレルギー性鼻炎/気管支ぜんそく/[ドライシロップ剤]気管支ぜん息

解説 解説

ヘルパーT細胞からのインターロイキン-4およびインターロイキン-5の産生抑制にもとづく,好酸球浸潤抑制作用,IgE抗体産生抑制作用などにより,抗アレルギー作用が発揮されるものと考えられています。
本剤は,気管支ぜんそくにも使用されます。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*スプラタストトシル酸塩(アイピーディ)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……長期ステロイド療法を受けている人/肝機能障害
(3)口臭……本剤を服用すると,本剤からジメチルスルフィドが生じ,口臭がおこることがあります。
(4)服用目的……本剤は,気管支ぜんそくにも使われます。ただし,気管支拡張薬や全身性ステロイド薬などと異なり,すでにおこっている気管支ぜんそく発作を速やかに抑える薬ではありません。気管支ぜんそくに使用する場合は,ぜんそくが良好にコントロールされている場合でも,十分に注意観察しながら継続して服用してください。
(5)季節性アレルギー疾患……本剤を季節性アレルギー性疾患の人が服用するときは,発作の出やすい季節の直前から服用を開始し,その季節が終了するまで続けます。
(6)事前に伝達……本剤はアレルゲン皮内反応を抑制します。アレルゲン皮内反応検査を受ける人は,事前にその旨を医師に伝えてください。実施する3~5日前より服用が中止になります。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)肝機能障害(初期症状:全身倦怠感,食欲不振,発熱,吐きけ・嘔吐など),黄疸。(2)ネフローゼ症候群。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,じん麻疹)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……胃部不快感,吐きけ,嘔吐,胃痛,下痢,口渇,食欲不振,口内炎,腹痛,腹部膨満感,舌のあれ/眠け,頭痛,けいれん,ふるえ,めまい,しびれ/頻尿/生理不順,倦怠感・脱力感,むくみ,耳鳴り,眼瞼乾燥感,発熱,ほてり,鼻出血,味覚異常,口臭,動悸,せき,胸部圧迫感
(3)検査などでわかる副作用……白血球減少,好酸球増多/AST・ALT・γ-GTP・LDH・AL-P・ビリルビン上昇/タンパク尿 

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

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プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/04/26