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ゼローダ (カペシタビン) 中外 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ぜろーだ

ゼローダ

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/代謝拮抗薬

解説タイトル

カペシタビンほか

一般名

カペシタビン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 300mg 1錠 360.20円

製薬会社

中外

先発/ジェネリック

先発品

分類

フルオロウラシル系薬剤

規制

劇薬

使用量と回数

識別コード

300mg 包装コード:NR 450 本体コード:NR 450

その他

保険収載年:2003/6

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[カペシタビンの適応症]手術不能または再発乳がん/結腸がん・直腸がん/胃がん
[ドキシフルリジンの適応症]胃がん,結腸・直腸がん,乳がん,子宮頸がん,膀胱がん

解説

カペシタビンは日本で開発された製剤で,体内でフルオロウラシルに変換されて効果を発揮します。FDA(アメリカ食品医薬品局)が承認した最初の経口フッ化ピリミジン系の抗がん薬です。ドキシフルリジンも同様の薬剤です。

使用上の注意

警告

(1)本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験をもつ医師に,本療法の有効性・危険性を十分に聞き・たずね,同意してから受けなければなりません。
(2)本剤とテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(テガフール配合剤)を併用すると,重い血液障害などがおこることがあるので併用してはいけません。
(3)本剤とワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)を併用すると,血液凝固能検査値異常,出血がおこり,死亡に至った例もあるので,定期的に血液凝固能検査を受ける必要があります。

基本的注意

*カペシタビン(ゼローダ)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはフルオロウラシルに対するアレルギーの前歴/テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤の服用中または服用中止後7日以内/重い腎機能障害/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/肝機能障害/冠動脈疾患の前歴/骨髄機能抑制/消化管潰瘍または出血/高齢者
(3)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(4)定期的に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,定期的に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(5)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(6)その他……
・授乳婦での安全性:未確立。服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)激しい下痢,脱水症状。(2)手足症候群(手のひら・足底に湿性落屑(らくせつ),皮膚潰瘍,水疱,疼痛,知覚不全,有痛性紅斑,腫脹など)。(3)心障害(心筋梗塞,狭心症,律動異常,心停止,心不全,突然死,心電図異常(心房性不整脈,心房細動,心室性期外収縮)など)。(4)肝機能検査値異常,黄疸を伴う肝機能障害,肝不全。(5)腎機能検査値異常を伴う腎機能障害。(6)骨髄機能抑制(汎血球減少,顆粒球減少など),感染症,敗血症。(7)口内炎(粘膜炎,粘膜潰瘍,口腔内潰瘍など)。(8)間質性肺炎(初期症状:せき,息切れ,呼吸困難,発熱など)。(9)重い腸炎(出血性腸炎,虚血性腸炎,壊死性腸炎など)。(10)重篤な精神神経系障害(白質脳症など)。(11)血栓塞栓症(深部静脈血栓症,脳梗塞,肺塞栓症など)。(12)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。(13)類似薬(ドキシフルリジンなど)で溶血性貧血。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

[単剤療法の場合]
(1)おこることがある副作用……不眠症,うつ病,錯感覚,味覚異常,頭痛,浮動性めまい/消化不良,鼓腸,食道炎,十二指腸炎,胃腸出血,胃炎,口内乾燥,軟便,口渇,胃不快感,悪心,食欲不振,嘔吐,便秘,腹痛,上腹部痛,口唇炎/胸痛,下肢浮腫,心筋症,心筋虚血,頻脈/呼吸困難,せき/爪の異常(爪甲離床症,脆弱爪,爪変色,爪ジストロフィーなど),紅斑性皮疹,皮膚亀裂,光線過敏,放射線照射リコール症候群,皮膚乾燥,剥脱(はくだつ)性皮膚炎,皮膚落屑,かゆみ,皮膚炎,色素沈着障害,発疹,脱毛症/眼障害(結膜炎,角膜炎,眼刺激など),流涙増加/無力症,脱力,四肢痛,胸痛,筋痛,倦怠感,体重減少,発熱,鼻咽頭炎,体重増加,疲労,背部痛,関節痛
(2)検査などでわかる副作用……貧血,赤血球減少,白血球減少,リンパ球減少,ヘモグロビン減少,ヘマトクリット減少,血小板減少,単球増加,プロトロンビン時間延長,好中球減少/肝機能異常,血中クレアチニン増加,血中ビリルビン増加,AST・LDH・ALT・AL-P増加,尿沈渣陽性,タンパク尿,BUN増加,尿中ブドウ糖陽性/電解質異常,高トリグリセリド血症,血中ブドウ糖増加,血中アルブミン減少,血圧上昇

併用してはいけない薬

テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(ティーエスワン)→重い血液障害,下痢・口内炎などの消化管障害などがおこることがあります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると血液凝固能検査値異常,出血がおこることがある薬剤……ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム
(2)本剤との併用で血中濃度が上昇する薬剤……フェニトイン(フェニトイン
(3)本剤との併用で副作用が強まるおそれがある薬剤……トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤(トリフルリジン

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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