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さんべたぞんがんじびかようえき
サンベタゾン眼耳鼻科用液
外用薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[ベタメタゾンリン酸エステルナトリウムの適応症]〈耳鼻科〉外耳・中耳(耳管を含む)または上気道の炎症性・アレルギー性疾患(外耳炎,中耳炎,アレルギー性鼻炎など),術後処置/〈眼科〉外眼部・前眼部の炎症性疾患の対症療法(眼瞼炎,結膜炎,角膜炎,強膜炎,上強膜炎,前眼部ブドウ膜炎,術後炎症)
[フラジオマイシン硫酸塩・ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム配合剤の適応症]〈耳鼻科〉外耳の湿疹・皮膚炎,アレルギー性鼻炎,進行性壊疽(えそ)性鼻炎,耳鼻咽喉科領域における術後処置/〈眼科〉外眼部・前眼部の細菌感染を伴う炎症性疾患
[フラジオマイシン硫酸塩・ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム配合剤の適応症]〈耳鼻科〉外耳の湿疹・皮膚炎,アレルギー性鼻炎,進行性壊疽(えそ)性鼻炎,耳鼻咽喉科領域における術後処置/〈眼科〉外眼部・前眼部の細菌感染を伴う炎症性疾患
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
*リンデロン点眼・点耳・点鼻液,眼・耳科用リンデロンA軟膏の添付文書による
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/[フラジオマイシン硫酸塩・ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム配合剤のみ]ストレプトマイシン・カナマイシン・ゲンタマイシン・フラジオマイシンなどのアミノグリコシド系抗生物質またはバシトラシン(アミノグリコシド・その他)に対するアレルギーの前歴/[眼・耳科用リンデロンA軟膏のみ]鼓膜に穿孔(せんこう)のある人への耳内使用
(2)特に慎重に使用すべき場合(治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用は避けること)……耳・鼻の結核性・ウイルス性疾患/角膜上皮剥離,角膜潰瘍/ウイルス性結膜・角膜疾患,結核性眼疾患,真菌性眼疾患/[ベタメタゾンリン酸エステルナトリウムのみ]化膿性眼疾患
(3)全身性の作用に注意……[軟膏剤を除く]全身性のステロイド薬と比較して可能性は低いが,本剤の使用により全身性の作用(クッシング症候群,クッシング様症状,副腎皮質機能抑制,小児の成長遅延,骨密度の低下,白内障,緑内障,中心性漿液性網脈絡膜症を含む)が現れる可能性があります。特に長期間,大量使用の場合には定期的に検査を行い,全身性の作用が認められたら,直ちに処方医に連絡してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。長期・頻回に使用しない。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/[フラジオマイシン硫酸塩・ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム配合剤のみ]ストレプトマイシン・カナマイシン・ゲンタマイシン・フラジオマイシンなどのアミノグリコシド系抗生物質またはバシトラシン(アミノグリコシド・その他)に対するアレルギーの前歴/[眼・耳科用リンデロンA軟膏のみ]鼓膜に穿孔(せんこう)のある人への耳内使用
(2)特に慎重に使用すべき場合(治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用は避けること)……耳・鼻の結核性・ウイルス性疾患/角膜上皮剥離,角膜潰瘍/ウイルス性結膜・角膜疾患,結核性眼疾患,真菌性眼疾患/[ベタメタゾンリン酸エステルナトリウムのみ]化膿性眼疾患
(3)全身性の作用に注意……[軟膏剤を除く]全身性のステロイド薬と比較して可能性は低いが,本剤の使用により全身性の作用(クッシング症候群,クッシング様症状,副腎皮質機能抑制,小児の成長遅延,骨密度の低下,白内障,緑内障,中心性漿液性網脈絡膜症を含む)が現れる可能性があります。特に長期間,大量使用の場合には定期的に検査を行い,全身性の作用が認められたら,直ちに処方医に連絡してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。長期・頻回に使用しない。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
〈眼に使用したとき〉(1)(連用により数週間後から)眼圧亢進,緑内障。(2)角膜ヘルペス,角膜真菌症,緑膿菌感染症の誘発。(3)(角膜ヘルペス,角膜潰瘍,外傷などでの使用により)穿孔。(4)(長期使用により)後のう白内障。
[眼・耳科用リンデロンA軟膏のみ](5)元に戻らない難聴。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
[眼・耳科用リンデロンA軟膏のみ](5)元に戻らない難聴。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/04/26