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プロスタール

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

皮膚科・泌尿器科の薬/泌尿器科の薬

解説タイトル

黄体ホルモン

一般名 解説

クロルマジノン酢酸エステル
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 25mg 1錠 45.10円

製薬会社 解説

あすか=武田

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

黄体ホルモン

規制 解説

使用量と回数 解説

前立腺肥大症:1回25mgを1日2回。50mg徐放錠は1日1回50mg。前立腺がん:1回50mgを1日2回。

識別コード 解説

25mg 包装コード:TZ 276 25:25mg 本体コード:TZ 276

その他 解説

保険収載年:1965/11

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

〈25mg,50mg〉→前立腺肥大症/〈25mg〉→前立腺がん(ただし,転移のある前立腺がんに対しては他の療法による治療が困難な場合に使用する)

解説 解説

黄体ホルモンの低容量製剤(黄体ホルモン)は,無月経,月経周期異常(稀発月経,多発月経),月経量異常(過少月経,過多月経),月経困難症,機能性子宮出血,卵巣機能不全症,黄体機能不全による不妊症などに用いられますが,クロルマジノン酢酸エステルの50mg錠(徐放錠)は前立腺肥大症に,クロルマジノン酢酸エステルの25mg錠は前立腺肥大症や前立腺がんの治療に処方されます。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*クロルマジノン酢酸エステル(プロスタール,プロスタールL)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重い肝機能障害・肝疾患
(2)慎重に服用すべき場合……心疾患・腎疾患またはその前歴/糖尿病/高齢者
(3)服用目的・期間……本剤による前立腺肥大症に対する治療は根治療法ではありません。また,服用期間は16週間が基準です。期待する効果が得られない場合は手術療法などを含めて,以後の治療について処方医と相談してください。
(4)定期検査……本剤の服用1~2カ月後に,劇症肝炎などの重篤な肝機能障害による死亡例が報告されています。服用中は,服用開始後3カ月までは少なくとも1カ月に1回,それ以降も定期的に肝機能検査を受ける必要があります。

重大な副作用 解説

(1)劇症肝炎,肝機能障害,黄疸。(2)うっ血性心不全。(3)血栓症(脳,心,肺,四肢など)。(4)糖尿病,糖尿病の悪化,高血糖。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみなど)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……むくみ,体重増加/動悸,心悸亢進,胸内苦悶,息切れ
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……インポテンス,性欲低下/胃部不快感,食欲不振,悪心,嘔吐,下痢,便秘,口渇,腹痛/頭痛,眠け/頻尿,尿道不快感,下腹部痛/女性化乳房/脱毛/倦怠感,微熱,発汗,肥満
(4)検査などでわかる副作用……肝機能異常/BUN・クレアチニン上昇/貧血/血中FSH・LH・テストステロン低下,プロラクチン上昇,トリグリセリド上昇

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

  • 2点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/04/26