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内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

婦人科の薬/その他の婦人科の薬

解説タイトル

ガンマオリザノール

一般名 解説

ガンマオリザノール
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

細粒剤 / 20% 1g 25.70円
錠剤 / 25mg 1錠 7.40円
錠剤 / 50mg 1錠 7.90円

製薬会社 解説

大塚

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

高脂血症治療薬,心身症(更年期障害,過敏性腸症候群)治療薬

規制 解説

使用量と回数 解説

脂質異常症の場合は1日300mg(細粒剤は1.5g)を3回に分けて服用。心身症の場合は1日10~50mg,過敏性腸症候群には1日最大50mg。

識別コード 解説

50mg 包装コード:OG 01 50mg 本体コード:OG 01
25mg 包装コード:OG 02 25mg 本体コード:OG 02

その他 解説

保険収載年:1970/8

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

脂質異常症(高脂質血症)/心身症(更年期障害,過敏性腸症候群)における身体症状・不安・緊張・抑うつ

解説 解説

米の胚芽油から抽出される物質ですが,日本以外の国では全く使われていません。脂質異常症には1日300mgが処方されますが,有効な薬剤が多い今日では意味のない使い方かもしれません。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*ガンマオリザノール(ハイゼット)の添付文書による

(1)慎重に服用すべき場合……肝機能障害またはその前歴
(2)定期検査……脂質異常症の人が本剤を服用するときは,定期的に血中脂質の検査を受ける必要があります。
(3)発がん性……動物実験において,ガンマオリザノールを0.2%以上の濃度で飼料に混ぜて与えたところ,肺腫瘍発生頻度を上昇させたとの報告があります。0.04%の濃度では,肺腫瘍発生頻度は上昇しなかったことが報告されています。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,皮膚異常感,潮紅など)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……眠け,めまい・ふらつき,頭痛・頭重感,浮上感,いらいら感/吐きけ・嘔吐,下痢,便秘,腹部不快感,食欲不振,腹痛,腹部膨満感,腹鳴,胸やけ,げっぷ,無味感,口内炎/動悸/倦怠感,口渇,むくみ,脱力感,体のほてり,不快感,夜間頻尿
(3)検査などでわかる副作用……血圧上昇/AST・ALT上昇

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

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  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/04/26