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べさこりん

ベサコリン

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

胃腸の薬/健胃消化剤・制酸剤など

解説タイトル

副交感神経刺激薬

一般名 解説

ベタネコール塩化物
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

散剤 / 5% 1g 10.10円

製薬会社 解説

アルフレッサ=エーザイ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

消化管機能増進薬

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

1日0.6~1gを3~4回に分けて服用。

識別コード 解説

その他 解説

保険収載年:1961/1

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

消化管機能低下がみられる以下の疾患→慢性胃炎,迷走神経切断後,手術後・分娩後の腸管麻痺,麻痺性イレウス(腸閉塞)/手術後・分娩後および神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難(尿閉)

解説 解説

胃液を分泌させる副交感神経を刺激して,胃腸の働きを高めます。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……気管支ぜんそく/甲状腺機能亢進症/消化性潰瘍/てんかん/パーキンソニズム/消化管・膀胱頸部の閉塞/冠動脈閉塞/強度の徐脈/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……高齢者
(3)その他……
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)コリン作動性クリーゼ(悪心・嘔吐,腹痛,下痢,唾液分泌過多,発汗,徐脈,血圧低下,縮瞳など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)すぐに処方医に連絡する副作用……発熱,発汗,顔面潮紅
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……腹痛,下痢,悪心,嘔吐,胃部不快感,胸やけ,唾液分泌過多/頭痛/心悸亢進,胸内苦悶

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤のコリン作動性作用に基づく副作用(発汗,顔面潮紅など)が強まるおそれがある薬剤……コリン作動薬(ピロカルピン塩酸塩(ピロカルピン塩酸塩),セビメリン塩酸塩水和物(セビメリン塩酸塩水和物)など),コリンエステラーゼ阻害薬(ジスチグミン臭化物(筋無力症治療薬)など)

海外評価 解説

  • 5点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/04/26