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ぴるしかいにどえんさんえん
ピルシカイニド塩酸塩
内服薬
種別
内服薬
大分類／中分類
心臓病と不整脈の薬／不整脈の薬
解説タイトル
ピルシカイニド塩酸塩
一般名 解説
ピルシカイニド塩酸塩水和物
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剤形／保険薬価 解説
カプセル剤 ／ 25mg 1カプセル 13.90円
カプセル剤 ／ 50mg 1カプセル 23.60円
製薬会社 解説
ニプロES
先発／ジェネリック 解説
ジェネリック
分類 解説
不整脈治療薬
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
1日150mgを3回に分けて服用。重症または効果が不十分な場合は，1日225mgまで増量できる。
識別コード 解説
25mg 包装コード：TG 403 25 本体コード：TG 403
50mg 包装コード：TG 404 50 本体コード：TG 404
その他 解説
保険収載年：1991/5
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。［］内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……うっ血性心不全／高度の房室ブロック・洞房ブロック
(2)慎重に服用すべき場合……基礎心疾患(心筋梗塞，弁膜症，心筋症など)のある人／心不全の前歴／刺激伝導障害(房室ブロック，洞房ブロック，脚ブロックなど)のある人(高度の房室ブロック，高度の洞房ブロックのある人を除く)／著しい洞性徐脈／血清カリウム低下／他の抗不整脈薬の服用中／恒久的ペースメーカー使用中あるいは一時的ペーシング中／腎機能障害／透析を必要とする腎不全／重い肝機能障害
(3)定期検査……服用中は，定期的に心電図，脈拍，血圧，心胸比の検査を受ける必要があります。特に，基礎心疾患(心筋梗塞，弁膜症，心筋症など)があって心不全をおこすおそれのある人，腎機能障害のある人，他の抗不整脈薬の併用者，高齢者などは頻回に心電図の検査を受けることが必要です。
(4)心臓ペースメーカー使用中……本剤は，心臓ペーシングの閾値（いきち）を上昇させる可能性があります。ペースメーカー使用中の人が服用する場合は，適当な間隔でペーシング閾値を測定する必要があります。異常を感じたら，ただちに処方医へ連絡してください。
(5)外国での報告……心筋梗塞発症後の無症候性または軽度の症状を伴う心室性期外収縮の人を対象とした試験において，本剤の類似薬はプラセボ(偽薬)服用群に比べ死亡率が有意に増加したとの報告があります。このような状態の人は，原則として服用してはいけません。
(6)危険作業に注意……本剤を服用すると，めまいなどがおこることがあります。服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作には十分に注意してください。
(7)その他……
・妊婦での安全性：有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性：治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し，授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性：未確立。（「薬の知識」共通事項のみかた）
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので，体調がいつもと違うと感じたときは，処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……徐脈，房室ブロック，洞房ブロック，心室性・上室性期外収縮，心房細動・粗動，上室性頻拍，胸部不快感，動悸，胸痛／胃痛，食欲不振，悪心，嘔吐，口渇，下痢，便秘，腹部不快感／めまい，頭痛，眠け，不眠，しびれ，ふるえ／排尿困難／全身倦怠感，脱力感，熱感
(3)検査などでわかる副作用……QRS幅の増大，QT延長，血圧低下／好酸球増加，血小板・リンパ球・白血球減少／AST・ALT・LDH上昇／CK上昇／BUN上昇，クレアチニン上昇，尿蛋白陽性
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
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プレグナンシー・カテゴリー 解説
- ［ご利用上の注意］
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
［処方薬］は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版（2023年7月改訂デジタル専用版）」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日：2023/09/27
