子どもの症状チェック

べんぴ

便秘

チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 3~4日以上便が出ていませんか

項目を選択してください。

2 いつもおなかに便が残っている感じがしますか

項目を選択してください。

3 おなかが張って、気分が悪いですか

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4 出た便は水分が少なく、硬いですか

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5 毎朝トイレにいく習慣はないですか

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6 おなかに周期的な痛みがありますか

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7 おなかがゴロゴロ鳴ったり、下痢(げり)と便秘が繰り返されますか

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選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

便秘とは

便秘とは十分に便が排泄(はいせつ)されず、長期間体内にとどまることをいいます。排便の回数は個人差があり、乳児の場合は2,3日に1回でも便が軟らかで、元気であれば問題ないといえます。

便秘の原因としては、便の通り道に問題がある器質性便秘、便意を感じたり、腸の動きに問題がある機能性便秘、何らかの全身性の病気から起こる便秘などがあげられます。ここでは器質性便秘と機能性便秘を取り上げます。

器質性便秘では、先天的に腸や肛門などが細くなっている病気などがあります。また後天的には大腸や直腸などの腫瘍(しゅよう)や炎症などによって腸内が狭くなるなどが便秘の原因となります。急性のものとしては腸が詰まってしまうイレウス(腸閉塞)があります。

一方、機能性便秘は、消化管のつくりや形に問題がないものの、腸の動きが弱かったり、極端に強かったり、便のたまりを感じ排便する反射が起きづらかったりして起こります。

登園・登校を急ぐあまり便意を抑え込んだり、浣腸(かんちょう)の乱用をきっかけに、排便の反射能力が衰え、慢性の便秘に移行することもあります。

治療

器質性便秘や全身性の病気からくる便秘に対しては、まず原因となる病気を治療します。

機能性便秘の治療は必要に応じて、浣腸や整腸薬を服用します。日常生活での便秘予防策は以下の通りです。
◇水分を十分とり、食物繊維を多く食べるようにする。朝食は抜かないこと。
◇食後、便意がなくてもトイレに座る習慣をつける。可能ならば朝食後がよい。
◇散歩など適度な運動を欠かさない。
◇ストレスをため込まない。

監修者

岡田 郷(おかだ きょう)

1974年生まれ。東京都出身。99年順天堂大学医学部卒業後、同大学病院小児科・思春期科にて研修。免疫、アレルギー、新生児を専門とし、東京都日野市立病院に専門医として勤務後、2010年ごたんの小児科クリニック院長。

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