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じゃかび

ジャカビ

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/分子標的治療薬

解説タイトル

ルキソリチニブ

一般名 解説

ルキソリチニブリン酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 5mg 1錠 4,074.20円
錠剤 / 10mg 1錠 8,185.60円

製薬会社 解説

ノバルティス

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

識別コード 解説

10mg 本体コード:NVR:L10
5mg 包装コード:5mg:NVR L 5 本体コード:NVR:L 5

その他 解説

保険収載年:2014/9

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

骨髄線維症/真性多血症(既存治療が効果不十分または不適当な場合に限る)/造血幹細胞移植後の移植片対宿主病(ステロイド薬の投与で効果不十分な場合)

解説 解説

骨髄線維症は,血液を産生する組織である骨髄が線維化することで,正常な血液の産生が妨げられる進行性の血液がんです。脾腫(脾臓の肥大)や脾腫に伴う腹部の不快感や痛み,倦怠感・寝汗・体重減少などの消耗性の全身症状など,さまざまな症状がみられます。病因はまだはっきりしていませんが,血球の産生を調節するJAK-STATシグナル伝達経路の恒常的な活性化が大きく関わっていると考えられています。
本剤は,このJAK-STAT経路のシグナル伝達を阻害することで,諸症状の改善に効果を発揮します。
真性多血症は,造血幹細胞(すべての血液細胞のもとになる細胞)が腫瘍化して発生する血液のがんで,ヒドロキシカルバミド(ヒドロキシカルバミド)による適切な治療を行っても効果が不十分,あるいは不適当と判断される場合に本剤の服用を考慮します。また,同種造血幹細胞移植で多く認められる合併症の移植片対宿主病に対して,ステロイド薬の投与で効果不十分な場合には本剤が適応となります。

使用上の注意

警告 解説

(1)本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,造血器悪性腫瘍の治療または造血幹細胞移植に十分な知識・経験をもつ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師からその有効性・危険性について十分な説明を受け,患者および家族が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。
(2)本剤の服用により,結核,敗血症などの重篤な感染症が発現し,死亡に至った症例が報告されていることから,感染症の発症に十分に注意しなければなりません。

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/肝機能障害/結核の既感染者(特に結核の前歴のある人,胸部レントゲン上で結核治癒所見のある人)/感染症(敗血症,肺炎,ウイルス感染など)を合併している人/移植片対宿主病に伴う肝病変(総ビリルビン値が正常値上限の3倍以上)を有する人/高齢者
(3)定期的に検査……本剤の服用により,骨髄抑制(血小板減少症,貧血,好中球減少症)が現れることがあり,また,出血(脳出血など)や肝機能障害がおこって死亡に至った例もあるので,定期的に血液検査,肝機能検査を行います。
(4)感染症……本剤の免疫抑制作用により,細菌,真菌,ウイルス,原虫による感染症や日和見感染が発現または悪化することがあり,また,肝炎ウイルス,結核などが再活性化するおそれがあります。本剤の服用に先立って肝炎ウイルス,結核などの感染の有無を確認し,服用開始前に適切な処置を実施します。
(5)帯状疱疹……本剤の投与により帯状疱疹が現れることがあるので, 本剤の服用開始前に帯状疱疹について説明を受け,異常が現れた場合には速やかに主治医に連絡してください。
(6)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……一緒に摂取すると本剤の作用が弱まる可能性があるので,本剤の服用中は摂取しないでください。
(7)避妊……妊娠可能な女性は,服用期間中および服用終了後一定期間は適切な避妊を行ってください。動物実験で胚・胎児毒性(着床後死亡の増加,胎児重量の減少)が報告されています。
(8)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。
・小児での安全性:未確立(移植片対宿主病の場合は12歳未満未確立)。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)骨髄抑制(血小板減少症,貧血,好中球減少症,汎血球減少症など)。(2)重い感染症(帯状疱疹,尿路感染,結核など)。(3)進行性多巣性白質脳症(意識障害,認知障害,片麻痺,四肢麻痺,言語障害など)。(4)出血(脳出血などの頭蓋内出血〈初期症状:頭痛,悪心・嘔吐,意識障害,片麻痺など〉,胃腸出血,処置後出血,鼻出血,血尿など)。(5)間質性肺疾患。(6)肝機能障害。(7)心不全。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)おこることがある副作用……肺炎,敗血症,サイトメガロウイルス感染,BKウイルス感染/体重増加,食欲減退/不眠症/頭痛,浮動性めまい,末梢性ニューロパチー,錯感覚/動悸/鼻咽頭炎,呼吸困難,せき,ラ音/下痢,悪心,腹痛,嘔吐,便秘,腹部膨満,口内炎,鼓腸,口内乾燥,口腔内潰瘍形成,消化不良,上腹部痛/挫傷,発疹,寝汗/筋痙縮(けいしゅく),四肢痛,筋肉痛,関節痛,骨痛,背部痛/末梢性浮腫,無力症,発熱,疲労
(2)検査などでわかる副作用……白血球減少/高コレステロール血症,高トリグリセリド血症,体液貯留,低カルシウム血症/高血圧/リパーゼ上昇,アミラーゼ上昇/γ-GTP・AL-P増加,血中ビリルビン増加/血中CPK上昇/血中尿素増加,血中クレアチニン上昇/APTT延長

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用が強まるおそれがある薬剤……強力なCYP3A4阻害薬(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),リトナビル(エイズ治療薬(2)),クラリスロマイシン(マクロライド)など),CYP3A4およびCYP2C9を阻害する薬剤(フルコナゾール(深在性真菌治療薬)など),CYP3A4阻害薬(エリスロマイシン(マクロライド),シプロフロキサシン塩酸塩(ニューキノロン剤),アタザナビル硫酸塩(エイズ治療薬(2)),ジルチアゼム塩酸塩(カルシウム拮抗薬),シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)など)
(2)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……CYP3A4誘導薬(リファンピシン(リファンピシン),フェニトイン(フェニトイン)など)

海外評価 解説

  • 6点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/10/15