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ちあとん
チアトン
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
胃腸の薬/胃炎・消化性潰瘍の薬
解説タイトル
鎮けい薬
一般名 解説
チキジウム臭化物(M,T,D,B,U)
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剤形/保険薬価 解説
カプセル剤 / 5mg 1カプセル 6.40円
カプセル剤 / 10mg 1カプセル 10.50円
製薬会社 解説
マイランEPD
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
抗コリン性鎮けい薬
規制 解説
使用量と回数 解説
1回5~10mg(顆粒剤は0.25~0.5g)を1日3回。
識別コード 解説
2% 包装コード:HC 901 0.5g 10mg/0.5g
5mg 包装コード:HC 902 5mg 本体コード:HC 902
10mg 包装コード:HC 903 10mg 本体コード:HC 903
その他 解説
保険収載年:1984/11
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
*一般名の後の( )つきのアルファベットは「処方目的」を指しています。
[ブチルスコポラミン臭化物のみの適応症]腸疝痛(せんつう),けいれん性便秘,機能性下痢
[プロパンテリン臭化物のみの適応症]夜尿症,遺尿症,多汗症
[アトロピン硫酸塩水和物の適応症]胃・十二指腸潰瘍における分泌ならびに運動亢進,胃腸のけいれん性疼痛,けいれん性便秘,胆管・尿管の疝痛,有機リン系殺虫剤・副交感神経興奮剤の中毒,迷走神経性徐脈および迷走神経性房室伝導障害/夜尿症,その他の徐脈および房室伝導障害/非薬物性パーキンソニズム/麻酔前投薬
解説 解説
抗コリン薬は,胃腸,胆のう,子宮などの平滑筋の緊張をとめるほか,瞳孔に作用したり,汗や唾液,胃液などの腺分泌にも影響を与えます。また,抗コリン薬には脳中枢に対する作用もあって,パーキンソン病に用いられることもあります。(抗コリン性パーキンソン症候群治療薬)
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……閉塞隅角緑内障/前立腺肥大による排尿障害/重い心疾患/麻痺性イレウス(腸閉塞)/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/[ブチルスコポラミン臭化物]出血性大腸炎/[コランチル配合顆粒,レスポリックス配合顆粒]透析療法を受けている人
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……[ブチルスコポラミン臭化物]細菌性下痢のある人
(3)慎重に服用すべき場合……前立腺肥大/甲状腺機能亢進症/うっ血性心不全/不整脈/潰瘍性大腸炎/高温環境にある人/開放隅角緑内障/[チキジウム臭化物]高齢者
(4)尿の色……[チメピジウム臭化物水和物]本剤の代謝物により,赤味がかった着色尿が現れることがあります。
(5)危険作業は中止……[チメピジウム臭化物水和物]本剤を服用すると,視調節障害,眠け,めまいなどをおこすことがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)危険作業に注意……[チキジウム臭化物,ブチルスコポラミン臭化物]本剤を服用すると,羞明,眼の調節障害などをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(7)その他……
[チキジウム臭化物]
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。
[チメピジウム臭化物水和物]
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。
[ブチルスコポラミン臭化物]
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
[チキジウム臭化物,ピペリドレート塩酸塩](2)肝機能障害,黄疸。
[コランチル配合顆粒,レスポリックス配合顆粒](3)長期投与によるアルミニウム脳症,アルミニウム骨症,貧血など。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,じん麻疹,紅斑,かゆみ)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……目の調節障害,散瞳,閉塞隅角緑内障/口渇,腹部膨満感,鼓腸,便秘/排尿障害/頭痛,頭重感/心悸亢進
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
[ブチルスコポラミン臭化物]
(2)併用すると相互に作用が弱まるおそれがある薬剤……ドパミン拮抗薬(メトクロプラミド(メトクロプラミド)など)
海外評価 解説
- 0点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2023/09/27