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内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

内分泌疾患の薬/その他のホルモン剤・抗ホルモン剤

解説タイトル

フィネレノン

一般名 解説

フィネレノン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 10mg 1錠 147.90円
錠剤 / 20mg 1錠 211.60円

製薬会社 解説

バイエル

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1日1回,以下の用量を服用→①eGFRが60mL/分/1.73m2以上の場合,20mg。②eGFRが60mL/分/1.73m2未満の場合,10mgから服用を開始し,血清カリウム値,eGFRに応じて服用開始から4週間後を目安に20mgへ増量する。

識別コード 解説

10mg 本体コード:10:FI
20mg 本体コード:20:FI

その他 解説

保険収載年:2022/5

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(ただし末期腎不全または透析施行中の患者を除く)

解説 解説

ミネラル(鉱質)コルチコイド受容体(MR)は,尿細管および心臓や腎臓など全身に広く発現しており,このMRが過剰発現・活性化すると心臓や腎臓などに組織障害がおこります。本剤は,選択的にMRに結合することでMRの過剰活性化を抑制します。MR拮抗薬には,化学構造中にステロイド骨格を有するステロイド型(スピロノラクトン(スピロノラクトン),エプレレノン(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬))と有さない非ステロイド型(エサキセレノン(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬),本剤)があり,非ステロイド型のほうがMRへの選択性が高く,副作用が少ないとされています。本剤以外は高血圧の薬ですが,本剤は糖尿病性の腎臓病治療薬として開発されました。
なお本剤は,高血圧の薬のACE阻害薬(ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬))またはARB(ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬))による治療が適さない場合を除き,これらの薬剤を服用している人に処方されます。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),リトナビルを含有する製剤(エイズ治療薬(2))(パキロビッドパック),アタザナビル硫酸塩(エイズ治療薬(2)),ダルナビルエタノール付加物(エイズ治療薬(2)),ホスアンプレナビルカルシウム水和物(エイズ治療薬(2)),コビシスタットを含有する製剤(エイズ治療薬(2))(エイズ治療薬(3)),クラリスロマイシン(マクロライド),エンシトレルビル フマル酸(エンシトレルビル)の服用中/本剤の服用開始時に血清カリウム値が5.5mEq/Lを超えている患者/重度の肝機能障害(Child-Pugh分類C)/アジソン病
(2)慎重に服用すべき場合……血清カリウム値が5.0mEq/L超~5.5mEq/L以下の患者/高カリウム血症の発現リスクが高い患者(eGFR低値,血清カリウム高値,高カリウム血症の前歴)/重度の腎機能障害(eGFRが25mL/分/1.73m2未満)/中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)
(3)避妊……妊娠する可能性のある人は,服用中は適切な避妊を行ってください。動物試験で催奇形性(重複大動脈弓),胚・胎児毒性(胎児体重の減少)などが認められています。
(4)飲食物……セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は本剤の血中濃度を著しく低下させて効果を弱めるおそれ,グレープフルーツジュースは本剤の血中濃度を上昇させるおそれがあるので,服用中は摂取しないでください。
(5)危険作業に注意……本剤を服用すると降圧作用に基づくめまいなどが現れることがあるので,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際には注意してください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)高カリウム血症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)検査などでわかる副作用……低ナトリウム血症,高尿酸血症/低血圧/糸球体ろ過率減少

併用してはいけない薬 解説

(1)イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),リトナビルを含有する製剤(エイズ治療薬(2))(パキロビッドパック),アタザナビル硫酸塩(エイズ治療薬(2)),ダルナビルエタノール付加物(エイズ治療薬(2)),ホスアンプレナビルカルシウム水和物(エイズ治療薬(2)),コビシスタットを含有する製剤(エイズ治療薬(2))(エイズ治療薬(3)),クラリスロマイシン(マクロライド),エンシトレルビル フマル酸(エンシトレルビル)→本剤の血中濃度が著しく上昇するおそれがあります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の血中濃度が上昇するおそれがある薬剤……中程度のCYP3A阻害薬(エリスロマイシン(マクロライド),ベラパミル塩酸塩(カルシウム拮抗薬),フルコナゾール(深在性真菌治療薬)など),弱いCYP3A阻害薬(アミオダロン塩酸塩(アミオダロン塩酸塩),フルボキサミンマレイン酸塩(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など)
(2)併用すると本剤の血中濃度が著しく低下し,効果が弱まるおそれがある薬剤……強いまたは中程度のCYP3A誘導薬(リファンピシン(リファンピシン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェニトイン(フェニトイン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),エファビレンツ(エイズ治療薬(1)),ミトタン(ミトタン)など)
(3)併用すると血清カリウム値上昇,高カリウム血症が現れる危険性が増大するおそれがある薬剤……スピロノラクトン(スピロノラクトン),トリアムテレン(トリアムテレン),カンレノ酸カリウム(注射薬),エプレレノン(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬),エサキセレノン(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬),カリウム製剤,スルファメトキサゾール・トリメトプリム(複合化学療法薬
(4)併用するとリチウム中毒をおこすおそれがある薬剤……リチウム製剤(炭酸リチウム(躁病に用いる薬))
(5)併用すると腎機能障害患者では高カリウム血症が現れるおそれがある薬剤……非ステロイド性消炎鎮痛薬(インドメタシン(インドール酢酸系NSAID)など)

海外評価 解説

  • 4点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/10/15