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らげぶりお
ラゲブリオ
内服薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
SARS-CoV-2による感染症
解説 解説
本剤は,SARS-CoV-2(サーズ-シーオーブイ-ツー)ウイルス,いわゆる新型コロナウイルスに対する国内初の経口抗ウイルス薬で,SARS-CoV-2のウイルスRNAに取り込まれることでウイルスの増殖を阻害し,抗ウイルス作用を示します。
(1)本剤は,本邦で2021年12月に特例承認されたものであり,承認時において有効性,安全性,品質に係る情報は限られており,引き続き情報を収集中である。
(2)SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有するなど,本剤の投与が必要と考えられる患者に投与すること。
*重症化リスク因子(「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」第10.0版,厚生労働省):高齢は最も重要な重症化のリスク因子である。特に高齢かつ以下に示す基礎疾患のある患者でリスクが大きい。また,複数のメタアナリシスによって,男性は女性に比べて重症化や死亡のリスクが高いことが明らかにされている。なお,これらのリスク因子は今後の研究結果に応じて変更されることがある。
〈重症化に関連する基礎疾患など;エビデンスレベルが高いもの(米国CDCまとめ)〉悪性腫瘍(血液腫瘍)/代謝疾患:1型および2型糖尿病,肥満(BMI≦30)/心血管疾患:脳血管疾患,心不全,虚血性心疾患,心筋症/呼吸器疾患:間質性肺疾患,肺塞栓症,肺高血圧,気管支ぜんそく,気管支拡張症,慢性閉塞性肺疾患(COPDなど),結核,のう胞性線維症/肝疾患:肝硬変,非アルコール性脂肪肝,アルコール性肝障害,自己免疫性肝炎/腎疾患:慢性腎臓病(透析患者)/精神神経疾患:気分障害,統合失調症,認知症/運動不足/妊娠・産褥/喫煙(現在および過去)/遺伝性疾患(ダウン症候群)/免疫不全:HIV感染症,臓器移植・幹細胞移植,ステロイドなどの免疫抑制薬の投与,原発性免疫不全症候群
(3)重症度の高いSARS-CoV-2による感染症患者に対する有効性は確立していない。
(4)SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから速やかに投与すること。症状発現から6日目以降に服用を開始した患者における有効性を裏づけるデータは得られていない。
(1)本剤は,本邦で2021年12月に特例承認されたものであり,承認時において有効性,安全性,品質に係る情報は限られており,引き続き情報を収集中である。
(2)SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有するなど,本剤の投与が必要と考えられる患者に投与すること。
*重症化リスク因子(「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」第10.0版,厚生労働省):高齢は最も重要な重症化のリスク因子である。特に高齢かつ以下に示す基礎疾患のある患者でリスクが大きい。また,複数のメタアナリシスによって,男性は女性に比べて重症化や死亡のリスクが高いことが明らかにされている。なお,これらのリスク因子は今後の研究結果に応じて変更されることがある。
〈重症化に関連する基礎疾患など;エビデンスレベルが高いもの(米国CDCまとめ)〉悪性腫瘍(血液腫瘍)/代謝疾患:1型および2型糖尿病,肥満(BMI≦30)/心血管疾患:脳血管疾患,心不全,虚血性心疾患,心筋症/呼吸器疾患:間質性肺疾患,肺塞栓症,肺高血圧,気管支ぜんそく,気管支拡張症,慢性閉塞性肺疾患(COPDなど),結核,のう胞性線維症/肝疾患:肝硬変,非アルコール性脂肪肝,アルコール性肝障害,自己免疫性肝炎/腎疾患:慢性腎臓病(透析患者)/精神神経疾患:気分障害,統合失調症,認知症/運動不足/妊娠・産褥/喫煙(現在および過去)/遺伝性疾患(ダウン症候群)/免疫不全:HIV感染症,臓器移植・幹細胞移植,ステロイドなどの免疫抑制薬の投与,原発性免疫不全症候群
(3)重症度の高いSARS-CoV-2による感染症患者に対する有効性は確立していない。
(4)SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから速やかに投与すること。症状発現から6日目以降に服用を開始した患者における有効性を裏づけるデータは得られていない。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)避妊……妊娠可能な女性は,本剤服用中および最終服用後4日間は適切な避妊を行ってください。動物実験で胎児毒性が報告されています。
(3)その他……
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立(18歳未満)。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(2)避妊……妊娠可能な女性は,本剤服用中および最終服用後4日間は適切な避妊を行ってください。動物実験で胎児毒性が報告されています。
(3)その他……
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立(18歳未満)。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
(1)アナフィラキシー。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)すぐに処方医に連絡する副作用……下痢,悪心,嘔吐/浮動性めまい,頭痛/発疹,じん麻疹,中毒性皮疹,紅斑,かゆみ/アレルギー(血管性浮腫)
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
- 4点
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プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/10/15









