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ますーれっど
マスーレッド
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
その他の薬/特殊な血液障害の薬
解説タイトル
腎性貧血治療薬
一般名 解説
モリデュスタットナトリウム
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 5mg 1錠 44.00円
錠剤 / 12.5mg 1錠 92.90円
錠剤 / 25mg 1錠 163.80円
錠剤 / 75mg 1錠 403.60円
製薬会社 解説
バイエル
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
腎性貧血治療薬(HIF-PH阻害薬)
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
[保存期慢性腎臓病患者]赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合は1回25mgを1日1回,赤血球造血刺激因子製剤から切り替える場合は1回25mgまたは50mgを1日1回,いずれの場合も最大量1回200mg。[透析患者]1回75mgを1日1回,最大量1回200mg。
識別コード 解説
25mg 本体コード:マスーレッド25
75mg 本体コード:マスーレッド75
5mg 本体コード:マスーレッド5
12.5mg 本体コード:マスーレッド12.5
その他 解説
保険収載年:2021/4
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/[ロキサデュスタット,エナロデュスタット,モリデュスタットナトリウムのみ]妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓など,またはそれらの前歴/高血圧症の合併/悪性腫瘍の合併/増殖糖尿病網膜症,黄斑浮腫,滲出性加齢黄斑変性症,網膜静脈閉塞症などの合併/[ロキサデュスタット,モリデュスタットナトリウム]中等度以上の肝機能障害(Child-Pugh分類BおよびC)/[ダプロデュスタット]軽度・中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類AおよびB)
(3)定期的に確認……服用中はヘモグロビン濃度などを定期的に確認し,必要以上の造血作用が現れないように十分注意します。臨床試験においてヘモグロビンの目標値を高く設定した場合に,死亡,心血管系障害,脳卒中の発現頻度が高くなったとの報告があります。
(4)鉄の補給……造血には鉄が必要なので,必要に応じて鉄の補充を行ってください。
(5)避妊……[ロキサデュスタット,エナロデュスタット,モリデュスタットナトリウム]妊娠可能な女性は,本剤服用中と服用終了後一定期間は適切な避妊を行ってください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:[ダプロデュスタット,バダデュスタット]有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:[ロキサデュスタット]本剤服用中および最終服用後28日までは授乳を中止。[ダプロデュスタット,モリデュスタットナトリウム]治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。[バダデュスタット]授乳しないことが望ましい。[エナロデュスタット]本剤服用中および服用終了後4日間は授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
[ロキサデュスタットのみ](2)けいれん発作。(3)中枢性甲状腺機能低下症。
[バダデュスタットのみ](4)肝機能障害。
[モリデュスタットナトリウム](5)間質性肺疾患(初期症状:呼吸困難,せき,発熱など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……かゆみ,全身性剥脱性皮膚炎
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……うっ血性心不全,動悸/甲状腺機能低下症/網膜出血/嘔吐,下痢,便秘,悪心,腹部不快感,腹痛,消化不良,胃障害/浮腫,倦怠感/結膜炎/シャント狭窄/食欲減退/浮動性めまい/不眠症/女性化乳房/せき,間質性肺疾患/医療機器内血栓
(3)検査などでわかる副作用……リパーゼ増加,CK増加,ALT増加,TSH減少,遊離T3減少,遊離T4減少,血中ビリルビン増加/低アルブミン血症,高カリウム血症,高リン酸塩血症,鉄欠乏/高血圧
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(1)併用すると本剤の作用が弱まることがある薬剤……リン結合性ポリマー(セベラマー塩酸塩(高リン血症治療薬(2)),ビキサロマー(高リン血症治療薬(2))),多価陽イオンを含む経口薬剤(カルシウム,鉄,マグネシウム,アルミニウムなどを含む製剤)→併用する場合は前後1時間以上間隔をあけて本剤を服用すること。
(2)併用すると併用薬剤による筋障害が強まることがある薬剤……HMG-CoA還元酵素阻害薬(HMG-CoA還元酵素阻害薬)(シンバスタチン,ロスバスタチン,アトルバスタチンなど)
(3)併用すると本剤の作用が強まるおそれがある薬剤……プロベネシド(プロベネシド),ゲムフィブロジル(国内未承認)
海外評価 解説
- 0点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/04/26