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内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

精神神経科の薬/けいれん・てんかんの薬

解説タイトル

ルフィナミド

一般名 解説

ルフィナミド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 100mg 1錠 83.20円
錠剤 / 200mg 1錠 136.10円

製薬会社 解説

エーザイ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

抗けいれん・てんかん薬

規制 解説

使用量と回数 解説

[4歳以上・体重15~30.0kg以下]1日200~1,000mgを2回に分けて服用。[4歳以上・体重30.1kg以上]体重30.1~50.0kgの人は1日400~1,800mg,50.1~70.0kgは1日400~2,400mg,70.1kg以上は1日400~3,200mgを2回に分けて服用。

識別コード 解説

100mg 包装コード:261 100mg 本体コード:261
200mg 包装コード:262 200mg 本体コード:262

その他 解説

保険収載年:2013/5

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないレノックス・ガストー症候群における強直発作および脱力発作に対する抗てんかん薬との併用療法

解説 解説

レノックス・ガストー症候群とは,主として小児に発症する難治性てんかんの一つで,急に手足を突っ張る,意識だけがぼーっとする,手足をピクピクさせるなど,さまざまなタイプの発作をおこすのが特徴です。本剤は,この疾患を対象として日本では初めて発売された治療薬で,オーファンドラッグ(希少疾病用薬)の一つとして承認されています。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはトリアゾール誘導体に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……他の抗てんかん薬に対するアレルギーまたは発疹発現の前歴/肝機能障害/先天性QT短縮症候群/小児
(3)てんかん重積状態,発疹……本剤を服用すると,てんかん重積状態や発疹が現れることがあるので,異常を感じたらすぐに処方医へ連絡してください。
(4)急な減量・中止……本剤を連用中に急激に服用量を減らしたり,中止したりすると,てんかん発作の悪化,てんかん重積状態がおこることがあるので,絶対に自己判断で減量や中止をしないでください。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下が現れることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児(4歳未満または体重15kg未満)での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)薬剤性過敏症症候群(発疹,発熱,リンパ節腫脹,肝機能障害,血液障害など)。(2)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……発疹
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……食欲減退,嘔吐,便秘,悪心/傾眠,浮動性めまい,てんかん重積状態,激越,頭痛,精神運動亢進,運動失調,けいれん,攻撃性,嗜眠(しみん)/体重減少,疲労,複視,霧視

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用が強まることがある薬剤……バルプロ酸ナトリウム(バルプロ酸ナトリウム
(2)併用すると本剤の作用が弱まる可能性がある薬剤……フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),プリミドン(プリミドン),カルバマゼピン(カルバマゼピン
(3)併用で作用が強まり,かつ本剤の作用は弱まる可能性がある薬剤……フェニトイン(フェニトイン
(4)併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……CYP3A4(またはCYP3A)で代謝される薬剤(クロバザム(ベンゾジアゼピン系抗けいれん薬),カルバマゼピン(カルバマゼピン),エトスクシミド(オキサゾリジン系抗けいれん薬),トピラマート(トピラマート),ゾニサミド(ゾニサミド),トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬)など),経口避妊薬(ノルエチステロン・エチニルエストラジオール(低用量ピル))

海外評価 解説

  • 6点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/10/15