お薬検索
もるひねえんさんえんちゅうしゃえき
モルヒネ塩酸塩注射液
注射薬
種別
注射薬
大分類/中分類
がんに使われる注射薬/がんに使われるその他の薬剤
解説タイトル
モルヒネ塩酸塩
一般名 解説
モルヒネ塩酸塩水和物
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形/保険薬価 解説
注射用剤 / 1%1mL 1管 305.00円
注射用剤 / 1%5mL 1管 1,371.00円
注射用剤 / 4%5mL 1管 5,065.00円
製薬会社 解説
シオノギファーマ=塩野義
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
アヘンアルカロイド鎮痛薬(医療用麻薬)
規制 解説
劇薬,麻薬
使用量と回数 解説
識別コード 解説
その他 解説
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)使用してはいけない場合……重い呼吸抑制/気管支ぜんそく発作中/重い肝機能障害/慢性肺疾患に続発する心不全/けいれん状態(てんかん重積症,破傷風,ストリキニーネ中毒)/急性アルコール中毒/本剤の成分またはアヘンアルカロイドに対するアレルギー/出血性大腸炎/ナルメフェン塩酸塩水和物(飲酒量低減薬)の服用中または服用中止後1週間以内
[硬膜外投与・くも膜下投与の場合]注射部位またはその周辺に炎症のある人/敗血症
[くも膜下投与の場合]中枢神経系疾患(髄膜炎,灰白脊髄炎,脊髄癆(ろう)など)/脊髄・脊椎に結核・脊椎炎・転移性腫瘍などの活動性疾患がある人
(2)特に慎重に服用すべき場合(治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用しないこと)……細菌性下痢のある人
(3)慎重に使用すべき場合……心機能障害/呼吸機能障害/肝機能障害(重い肝機能障害を除く)/腎機能障害/脳の器質的障害/ショック状態/代謝性アシドーシス/甲状腺機能低下症(粘液水腫など)/副腎皮質機能低下症(アジソン病など)/薬物依存の前歴/前立腺肥大による排尿障害,尿道狭窄,尿路手術後/器質的幽門狭窄,麻痺性イレウス(腸閉塞)または最近消化管手術を行った人/けいれんの前歴/胆のう障害,胆石/重い炎症性腸疾患/衰弱者/新生児,乳児,高齢者
[硬膜外投与・くも膜下投与の場合]血液凝固障害または抗凝血薬の使用中/脊柱に著明な変形のある人/[硬膜外投与の場合]中枢神経系疾患(髄膜炎,灰白脊髄炎,脊髄癆など)/脊髄・脊椎に結核,脊椎炎および転移性腫瘍などの活動性疾患のある人
(4)適切な使用・管理・返却……(1)本剤を目的以外へ使用したり,他人へ譲渡したりしないでください。(2)本剤は子どもの手の届かないところに保管してください。(3)本剤が不要になった場合は病院・薬局へ返納してください。
(5)依存性……本剤の連用により薬物依存が生じることがあるので,処方医の指示を守って使用してください。
(6)離脱症状……連用中に使用量を急激に減少または中止すると,あくび,くしゃみ,流涙,発汗,悪心・嘔吐,下痢,腹痛,散瞳,頭痛,不眠,不安,せん妄,ふるえ,全身の筋肉・関節痛,呼吸促迫などの離脱症状が現れることがあります。自己判断で,減量や中止をしないでください。
(7)分娩前・分娩時……本剤を分娩前に使用すると出産後,新生児に退薬症候(多動,神経過敏,不眠,ふるえなど)が現れることがあります。分娩時に使用すると,新生児に呼吸抑制が現れることがあります。
(8)危険作業は中止……本剤を使用すると,眠け,めまいなどが現れるおそれがあります。本剤の使用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳を中止。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)おこることがある副作用……不整脈,血圧変動,顔面潮紅/眠け,めまい,不安,不穏,興奮,視調節障害,発汗/悪心・嘔吐,便秘,口渇/注射部位(発赤,腫れ,硬結,疼痛,肉芽腫などの腫瘤)/排尿障害,尿閉,頭蓋内圧の亢進,脱力
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム)
(3)併用すると麻痺性イレウスに至る重篤な便秘・尿貯留がおこるおそれがある薬剤……抗コリン作用を有する薬剤
(4)本剤との併用で副作用(骨髄抑制など)が強まるおそれがある薬剤……ジドブジン(エイズ治療薬(1))
(5)本剤との併用で治療効果が弱まる薬剤……ブプレノルフィン塩酸塩(注射薬)
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
-
- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/10/15









