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さりちるさんわせりんなんこう
サリチル酸ワセリン軟膏
外用薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[スピール膏Mの適応症]疣贅(ゆうぜい)(いぼ),鶏眼(けいがん)(うおのめ),胼胝腫(べんちしゅ)(たこ)の角質剥離/[サリチル酸ワセリン軟膏の適応症]乾癬,白癬(頭部浅在性白癬,小水疱性斑状白癬,汗疱状白癬,頑癬),癜風(でんぷう),紅色粃糠疹(ひこうしん),紅色陰癬,角化症(尋常性魚鱗癬(ぎょりんせん),先天性魚鱗癬,毛孔性苔癬,先天性手掌足底角化症〈腫〉,ダリエー病,遠山連圏状粃糠疹),角化を伴う湿疹,掌蹠(しょうせき)膿疱症,口囲皮膚炎,ヘプラ氏粃糠疹,アトピー性皮膚炎,にきび,わきが,癤(せつ),多汗症,その他角化性の皮膚疾患
解説 解説
スピール膏Mは絆創膏基材にサリチル酸を50%配合しています。角質溶解作用と防腐作用があり,硬くなった皮膚の除去などに用いられます。市販されている「うおのめ」の薬品と同じものです。通常2~5日同じものを貼り続けますが,ずれると正常な皮膚を腐食してしまうので注意が必要です。軟膏にはサリチル酸5%配合と10%配合のものがあり,白癬のほか各種の角化症が適応となっています。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
*サリチル酸(スピール膏M)の添付文書による
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/04/26