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くろろまいせちん
クロロマイセチン
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
抗生物質/その他の広域感性抗生物質
解説タイトル
クロラムフェニコール
一般名 解説
クロラムフェニコール
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 50mg 1錠 9.30円
錠剤 / 250mg 1錠 24.60円
製薬会社 解説
アルフレッサ
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
広域感性抗生物質
規制 解説
使用量と回数 解説
1日1.5~2g(小児は30~50mg/kg(体重))を3~4回に分けて服用。
識別コード 解説
50mg 本体コード:SANKYO 607
250mg 本体コード:SANKYO 609
その他 解説
保険収載年:1959/3
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[有効菌種]ブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,淋菌,髄膜炎菌,大腸菌,サルモネラ属,チフス菌,パラチフス菌,クレブシエラ属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,インフルエンザ菌,軟性下疳菌,百日ぜき菌,野兎病菌,ガス壊疽菌群,リケッチア属,トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
解説 解説
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(2)慎重に服用すべき場合……経口摂取の不良な人,非経口栄養の人,全身状態の悪い人/肝機能障害,腎機能障害/高齢者
(3)菌交代症……服用によって,菌交代症にもとづく新しい感染症がおこることがあります。感染症の変化があったり,治療が長びくようなときは薬の変更が必要なこともあるので,処方医に病状をよく伝えることが大切です。
(4)グレイシンドローム……低出生体重児,新生児が本剤を服用するとグレイシンドローム(腹部膨張に始まる嘔吐,下痢,皮膚蒼白,虚脱,呼吸停止など)が現れるので,服用してはいけません。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用(妊娠後期の女性が服用する必要がある場合は胎児への移行に注意)。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……菌交代症
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……胃部圧迫感,悪心・嘔吐,軟便,下痢/ビタミンK欠乏症状(出血傾向など),ビタミンB群欠乏症状(舌炎,口内炎,食欲不振,神経炎など)
(4)検査などでわかる副作用……顆粒球減少,血小板減少症/肝機能障害/低プロトロンビン血症
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)本剤との併用で作用が弱まることがある薬剤……シクロホスファミド水和物(シクロホスファミド水和物)
(3)併用すると本剤の作用が弱まることがある薬剤……バルビツール酸製剤(バルビツール酸誘導体),リファンピシン(リファンピシン)
海外評価 解説
- 2点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/04/26