お薬検索

たうりん

タウリン

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の薬/代謝性薬剤

解説タイトル

タウリン

一般名 解説

アミノエチルスルホン酸
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

散剤 / 98% 1g 14.80円

製薬会社 解説

大正製薬

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

他に分類されない代謝性医薬品(肝・循環機能改善薬/MELAS脳卒中様発作抑制薬)

規制 解説

使用量と回数 解説

1回1gを1日3回。うっ血性心不全の場合は,強心利尿薬で十分な効果が認められないときに,その薬剤と本剤を併用。脳卒中様発作の抑制の場合は1回1~4gを1日3回。

識別コード 解説

98% 包装コード:T 317

その他 解説

保険収載年:1987/10

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善/うっ血性心不全/ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作(MELAS)症候群における脳卒中様発作の抑制

解説 解説

タウリンは,1827年にウシの胆汁中から発見された含硫アミノ酸で,その作用は,循環系,胆肝系をはじめとして広きに渡り,特に肝臓での胆汁酸抱合,心筋の興奮調節などの薬理作用を有しています。
本剤はまた,ミトコンドリア病の一つであるMELAS(メラス)症候群の主要症状である脳卒中様発作(視覚異常,片麻痺,失語など)の抑制にも効果を示します。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)慎重に服用すべき場合……[MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制]腎機能障害
(2)その他……
・小児(13歳以下)での安全性:[MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制]未確立。

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

[高ビリルビン血症における肝機能の改善,うっ血性心不全の場合]
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……悪心,下痢,腹部不快感,便秘,軟便,食欲減退/脱力感
[MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制の場合]
(1)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……不眠症/口内炎/便秘,下痢,胃食道逆流性疾患,裂孔ヘルニア,胃腸炎,食欲減退/頻尿,四肢痛
(2)検査などでわかる副作用……γ-GTP増加,血中CK増加

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

  • 0点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/04/26