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みおなーる
ミオナール
内服薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
下記の疾患による筋緊張状態の改善→頸肩腕症候群,肩関節周囲炎,腰痛症/下記の疾患による痙性麻痺→脳血管障害,痙性脊髄麻痺,頸部脊椎症,術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、外傷後遺症(脊髄損傷,頭部外傷),筋萎縮性側索硬化症,脳性小児麻痺,脊髄小脳変性症,脊髄血管障害,スモン,その他の脳脊髄疾患
解説 解説
構造的には骨格筋弛緩薬の一つで,プリジノールメシル酸塩(内服薬は販売終了)に近いものです。作用は中枢性と考えられています。英米では,プリジノールメシル酸塩も本剤も使われていません。効果についての再評価が必要な薬と思われます。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
*エペリゾン塩酸塩(ミオナール)の添付文書による
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害
(3)危険作業は中止……脱力感,眠け,ふらつきなどが現れることがあるので,服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害
(3)危険作業は中止……脱力感,眠け,ふらつきなどが現れることがあるので,服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
(1)ショック,アナフィラキシー(発赤,かゆみ,じん麻疹,顔面などのむくみ,呼吸困難など)。(2)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,多形滲出性紅斑)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……眠け,不眠,頭痛,四肢のしびれ/体のこわばり,四肢のふるえ/悪心・嘔吐,食欲不振,胃部不快感,腹痛,下痢,便秘,口渇/口内炎,腹部膨満感/尿閉,尿失禁,残尿感/脱力感,ふらつき,全身倦怠感,筋緊張低下,めまい/ほてり,発汗,むくみ,動悸,しゃっくり
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P上昇/タンパク尿,BUN上昇/貧血
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……眠け,不眠,頭痛,四肢のしびれ/体のこわばり,四肢のふるえ/悪心・嘔吐,食欲不振,胃部不快感,腹痛,下痢,便秘,口渇/口内炎,腹部膨満感/尿閉,尿失禁,残尿感/脱力感,ふらつき,全身倦怠感,筋緊張低下,めまい/ほてり,発汗,むくみ,動悸,しゃっくり
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P上昇/タンパク尿,BUN上昇/貧血
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
(1)類似薬とメトカルバモール(メフェネシン系筋弛緩薬)との併用で,眼の調節障害が現れたという報告があります。
海外評価 解説
- 0点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/10/15