症状チェック

ていけつあつ

低血圧

低血圧とは

高血圧のような診断基準はありませんが、一般的に最高血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満を低血圧といいます。一般に若い女性に多く、体質的に血圧が低い場合もあります。慢性の感染症や悪性腫瘍、心臓や腎臓の障害、重い貧血、内分泌の病気、栄養失調、神経の病気といった原因で起こることもあります。

解説の続きを読む

チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 やせていますか

項目を選択してください。

2 からだがだるいことが多いですか

項目を選択してください。

3 疲れやすいですか

項目を選択してください。

4 めまいやふらつきがありますか

項目を選択してください。

5 冷え性ですか

項目を選択してください。

6 立ちくらみがありますか

項目を選択してください。

7 立ち上がるとき、動悸(どうき)がしますか

項目を選択してください。

8 貧血がありますか

項目を選択してください。

9 食が細いですか

項目を選択してください。

10 血圧が低いと言われたことがありますか

項目を選択してください。

選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

低血圧解説の続き

立っている姿勢のときに血圧が低くなる起立性低血圧では、立ち上がるときにめまいや立ちくらみ、動悸(どうき)がすることがあります。病気とはいえませんが、起立性低血圧のなかには、自律神経障害や薬物による副作用で起こるものもあります。

低血圧の治療

体質的に血圧の低い人では、特に症状が出ないこともあります。そういう場合は治療の必要はありませんが、疲れやすい、めまい、動悸などの自覚症状のある人は、医師の診察を受け、別の病気が原因でないことがわかったら、食事や運動など日常生活を改善し、それでも効果がない場合には血圧を上げる薬を使うことがあります。

やせている人は高たんぱく、高カロリーの食事をとるようにするといいでしょう。ふとっている人はバランスのいい食事をとるようにします。体操、マッサージ、冷水摩擦などで血行をよくするのも効果的です。

起立性低血圧の場合は、腹筋を強くする運動をしたり、立ち上がる前に足を屈伸してからゆっくり立つようにしたり、下肢に血液が下がらないような下着や靴下を着用するといいでしょう。

ほかの病気などで低血圧の原因がある場合には、その原因となる病気を治療します。

検査

ほかの病気によって起こった低血圧の場合は、原因をつきとめるために、血液検査、X線検査、心電図、ホルモン検査、自律神経機能検査、CT検査などをおこないます。

監修者

赤坂山王クリニック院長 梅田 悦生

1942年生まれ、兵庫県出身。

大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。

もっと読む

症状から病気を調べる

主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。

めまいとその他の症状 疑われる病気名
動悸、失神、疲れやすい 不整脈
動悸、胸苦しい、息苦しい、不安感、恐怖感 パニック障害
貧血 起立性低血圧症 低血圧症 高血圧症 動脈硬化 全般性不安障害 自律神経失調症 更年期障害 など

めまいの症状をもっと見る

編集制作 : (C)株式会社 時事通信出版局

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。